この間、夏の初めに注文していた梨が届いて、秋を感じたよ。
秋って良いよね!過ごしやすいし、何より食べ物がおいしくて。
おいしい野菜、果物、魚が多いし、栗や芋味のお菓子も増えて、食べたいもので溢れるよね。
毎年「今年の秋は食べ過ぎない」って誓うんだけれど、今しか食べられない!と思うと、ついつい食べ過ぎちゃうよ。
今年の秋も食べ過ぎちゃうんだろうな~。
さて、ここから本題に入るよ。今日はチェーンブロックの割ピンについてだよ。
まずチェーンブロックとは、チェーンを用いて荷を上げ下げしたり、重量物の引き抜きや支えたりする器具だよ。
普段から使ってるよって君もいるかな。
今日君たちに伝えたいのは、
チェーンブロックを使用するとき「本体側にある端末ジョイントピンに割ピンがついているか」を使用前の日常点検で確認してほしい
ってことだよ。
端末ジョイントピンは、チェーンブロックのチェーンの端末を留めている部品だよ。
荷を吊り上げている時にジョイントピンが破損などで外れてしまうと、チェーンが抜けて荷が落下してしまうんだ。
そうならないためにジョイントピンには、割ピンが付けられているよ。
この割ピンがしっかり付いているか使用前に確認してくれよな。
実際、割ピンが付いていないチェーンブロックを使用して荷が落下した事故が発生しているんだ。
1つ事故事例を紹介するね。
<事故の概要>
チェーンブロックを使用して荷を高さ6mから地上へ降ろす作業をしていたよ。
すると突然チェーンが抜けて外れ、荷が落下し、下にいた作業者に激突したんだ。
この事故の原因の1つが、端末ジョイントピンが抜けたことだよ。
割りピンが付いていれば端末ジョイントピンが抜けることは防げるんだけれど、
事故時に使用されたチェーンブロックには、割ピンが付いていなかったんだ。
それが原因で揚程いっぱいに巻き下げた時、ストッパーが効かずジョイントピンが抜け、チェーンが落ちてしまったんだ。
また、使用前の点検を怠っていたことも原因だよ。
点検を怠ったことで、割ピンがないことに気付かずに使用してしまったんだ。
他にも、作業者が吊り荷の下に入っていたことも絶対にダメなんだけれど、
使用前に点検をして割ピンが抜けていることに気付けたら、この事故は防げてかもしれないよね。
だから君たちは、チェーンブロックを使用する前には必ず割ピンが付いているかも確認してくれよな!
分かってくれたかな?
君たち、今日も一日ご安全に!
製品情報はこちら
玉掛け作業者のための安全啓発「もえろ!タマカケ魂」