吊り荷の下の範囲とは?
君たち、福袋は買うタイプかい?
福袋って洋服のイメージがあって、僕はずっと買わない派だったんだけれど
最近は色んなジャンルの福袋があるし、買う前から中身を見れるから買うようになったんだ。
特に僕の一押しは、お菓子の福袋だよ。
普段は買わないような少し贅沢な焼き菓子が、詰め合わせでお得!って
書いてあるのを見ちゃうと、ついつい買ってしまうんだ。
もう買わないぞ!って思っても気づいたら探しているよ。
その時小腹がすいていたりしたら、ほんとうにおいしそうに見えるんだ!そりゃ買っちゃうよね!
色々頼んでいるから、今日は何か届いているかな~ってポストを見るのが毎日楽しみだよ。
君のおすすめの福袋があったら、ぜひ教えてくれよな!
さて、ここから本題に入るよ。
突然だけれど君たち、玉掛け作業の時
「吊り荷の下には入らない」って決まり事、ちゃんと守ってくれているよね!
玉掛け技能講習で必ず教わることだし、
このブログでも事故事例などを交えて何度も注意喚起しているよ。
それくらい大切なことだよね。
その「吊り荷の下には入らない」について、こんな質問をもらったよ。
「吊り荷の下の範囲ってどのくらいですか?」
ずばり「吊り荷の下の範囲」っていうのは、
吊っている荷自体の真下だけではなく、その荷が回転あるいは転倒する範囲のことを指すよ!
「3・3・3運動」でも、「吊り荷から3m離れる」ってあるよね!
もちろん3m離れていても危ないかなって思ったら、それ以上に離れてくれよな。
いま言った「3・3・3運動」は知っている君が多いかな?
知らないよって君のために説明すると、
「3・3・3運動」とは「3」をキーワードにしている玉掛け作業時の安全活動の事なんだ。
具体的に何をするかというと、
・地切りをするときは30cm以内で一度停止
・地切りをしてから3秒間停止
・吊り荷から3m離れる
の3つだよ!
3・3・3運動を簡単に行えるように、
3色に色分けして距離を識別できるような、介錯ロープが多く販売されているよ。
下の絵は、大洋製器工業の「3・3・3介錯ロープ」なんだけれど、白い部分を持って使用すると
赤、黄、緑の部分で吊り具との距離を測れて、端の緑の部分で地切りをするときの30cmが測れるんだ!
こんなアイテムを使うことで、簡単に安全な作業を行うことができるよ。
気になった君がいたら、ここからチラシをチェックしてみてくれよな。
ちょっとだけ話がそれちゃったけれど、「吊り荷の下」っていうのは
吊っている荷自体の真下だけではなく、その荷が回転あるいは転倒する範囲のことだよ!
これは絶対に覚えておいてくれよな!
君たち、今日も一日ご安全に!