モッコの種類とその特徴
君たち、桜(ソメイヨシノ)が14日に開花したね!
今年は平年より10日早い開花で、東京では来週末に満開になる予想みたいだよ。
大阪も3月末には満開になる予想だから、そろそろお花見の計画を立てないとね。
今年は屋台も出たりするのかな。
桜を見ながら食べる焼きそば、唐揚げ、イカ焼き、ベビーカステラ、、、最高だよね。
マスクの着用も個人の判断になったし、ゆっくりお花見楽しめるといいな~。
さて、ここから本題に入るよ。今日は、「モッコ」について紹介するよ。
モッコとは、小型の荷を一気に吊り上げる時や不安定で崩れやすい荷の吊り上げに使われる
ワイヤロープやベルトスリングなどをネット状に加工したアイテムだよ!
形状は、一般的に大阪標準形(リング2ケ付)と関東標準形(マスク形)の2種類あって
「使用荷重」と「リングが付いているか」が違うよ。
同じサイズで使用荷重を比べると、大阪標準形の方が大きくて、関東標準形の方が小さいんだ。
「リングが付いているか」は、下の画像を見てくれたら分かってくれるよね。
大阪標準形がリング付きで、関東標準形はリングが付いていないよ。
ちなみに大洋製器工業の在庫品は、大阪標準形だよ。
2つの形状の違いは、分かってくれたかな。
材質によっても、それぞれ特徴があるから紹介していくね。
まず、ワイヤロープタイプ!
ワイヤロープタイプは、丈夫で汎用性が高いことが一番の特徴で人気の理由だよ!
また価格が安いって事も人気の理由の一つだね。
ワイヤロープをネット状に加工していて、大きな網目があるんだけれど
モッコの中に化繊シートを敷くことで、土砂や砂利など粒状のものの吊り上げにも対応できるんだ。
ただ、シート付を使う時は、角張ったものなどシートが破れる可能性があるものは入れないでくれよな。
もしシートが破れてしまったら、すぐに交換してね。
シート付のほかにも、ワイヤモッコにゴムを取り付けたゴムモッコも土砂運搬に適しているよ。
次に、ベルトスリングタイプ。
ベルトスリングタイプは、傷つけたくない荷の吊り上げにピッタリだよ!
繊維で出来ているから、自重がとても軽くて扱いやすく
ワイヤモッコのように錆や、折り曲げによるキンクの心配をしなくて良いこともポイントだね。
収納時も、折りたたんだ状態がすごくコンパクトだから、場所を取らず保管がしやすいんだ。
ただ、鋭く尖った荷や角張った荷の吊り上げは不向きだということを覚えといてくれよな。
最後に、モッコタスキ。
モッコタスキは、傷つけたくない荷の吊り上げや、
荷を吊るところがシート状になっているから土砂運搬に最適だよ。
重量も3kg~5kgと軽く、持ち運びが簡単で
建設作業のほかに、木や土を運ぶような造園作業で使われることが多いみたい。
ただ、ベルトスリングタイプと同じで、鋭く尖った荷や角張った荷の吊り上げには不向きだよ。
3つのモッコの特徴を紹介したよ。分かってくれたかな?
最後になっちゃったけれど、どのモッコを使う時でも
積み荷が片寄らないように「モッコの中央に乗せる」ってことを守ってほしいよ!
君たち、今日も一日ご安全に!
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