10月に入った途端、急に肌寒くなって秋が来た!って感じだね。
僕は秋が大好きだから、やっと秋がきてくれて嬉しいよ。
なんと言ったって、甘いお芋に栗、カボチャを使ったスイーツがた~くさん出るからね!
おかげで健康診断前だというのに、体重が自己ベストを更新してしまったよ!困ったね。
さて、ここから本題に入るよ。
今回は「重量物の移動・運搬するための方法」について話していくよ。
まず、重量物とは、言葉の通り「重たいもの」のことを指しているよ。
一概に「重たいもの」と言っても、人の力で持ち上げるには重いと感じるようなものから、
人の力では持ち上げられないものまで、幅広く指しているんだ。
例えば、書類がたくさん入った段ボール、冷蔵庫や洗濯機など大きな家具、
自動車や電車などの乗り物、これら全部「重量物」だよ!
その重量物の中でも「人力では持てない重量物」を、
移動・運搬するために「吊る」という手段があるんだ。
クレーン等を使用して「吊る」ことで、電車や歩道橋、船、工場で使用する材料など、
1tを超えるような超重量物も運搬できちゃうよ!
ただ、クレーンで運ばなければいけないような重量物を吊り上げるから、
危険と隣り合わせの作業でもあるんだ。
吊る・吊り上げる作業を安全に行うためには、
作業に合わせて最適な方法や道具を選定する必要があるよ!
例えば、傷つけたくないような吊り荷には「繊維スリング」がおすすめだよ。
繊維スリングは、材質が鉄のワイヤロープやチェーンスリングと違って
繊維でできているから、柔らかいんだ。だから傷をつけたくない荷にぴったりだよ!
そして繊維だからとっても軽くて、扱いやすいところ、
ワイヤロープのような伸びがほとんどないから、使用後も癖がつかないこと、などの特徴が挙げられるよ。
実際に、繊維スリングを納入した事例を1つ紹介するね。
出島表門橋架橋プロジェクト
ご相談内容
長崎県の出島表門橋設置において、自重が軽く、重量物が吊れるスリングを探されてたよ。
吊る対象の橋は「デザイン橋」で、橋に傷を付けるような吊りピース等は使用できない条件だったんだ。
荷を傷つけず自重も軽い今回の条件ピッタリな「繊維スリング」と、
条件的には厳しいけれど、繊維スリングよりも安価な「ワイヤロープ」で迷われていて
大洋製器工業に相談してくれたよ。
解決!
繊維スリングとワイヤロープで迷われていたけれど、納入実績を見てもらい
トータルで見てメリットが大きい繊維スリング(ヘビーラウンドスリング)に決めてもらったよ!
ヘビーラウンドスリングは荷を傷つけないだけでなく、スリング自体の重さがワイヤロープと比べて1/7程度で、軽く扱いやすいんだ。
橋が50t以上あり傷をつけてはいけない、という難しい現場だったけれど、
条件にピッタリなヘビーラウンドスリングを使用することで無事事故なく作業を終えることができたよ。
繊維スリングで50tの橋だって吊り上げられるんだよ!すごいでしょ。
吊る対象物が傷を付けたくないものの時や、吊り具を軽くして作業効率を上げたいって時には、
「繊維スリングを使う」っていう方法を考えてくれよな!
今日も一日ご安全に!
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