ベルトラッシングの種類と余った紐

来週11月16日(木)が何の日か知っているかい?楽しみに待っている人も多いかもしれないね。
そう、11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーボーの解禁日だよ!今年ももうそんな時期になっちゃたんだね。
ボジョレー・ヌーボーってよく聞くけれど、なんのことか分からない!って人に簡単に説明すると、
フランスのワイン産地「ボジョレー」で、その年に収穫されたブドウを使って作られる新酒のワインのことだよ。
こんなに盛り上がるのも日本だけだって言われたりすることもあるけど、僕は毎年楽しみにしているんだ。
君たちも飲む機会があったら感想を教えてくれよな。

 

さて、ここから本題に入るよ。

今回は「ベルトラッシングの種類と余った紐」について話していくよ。

余った紐?って思ったかもしれないけれど、最後に説明するからちょっと待っててね。

 

まず、ラッシングとは
トラックなどで荷物を運搬する時、積み荷が崩れたり、落下したりすることを防ぐために荷物を固定することで
ベルトラッシングは、その固定をするための締め具だよ。

 

ベルトラッシングには、ベルトの長さ・幅・厚み、バックル、端末の違う色んな種類があるんだ。
ベルトラッシングを選ぶときの参考になるよう、簡単に紹介していくね。

 

ベルト

ベルトは幅が広く、厚みが厚くなるにつれて、強度が上がるんだ。

だから、重たい荷物を固定するときほど、ベルト幅が広いもの、厚みがあるものを選ぶって覚えてくれたら大丈夫だよ。

どのくらいの荷重に使えるかっていうのは製品によって違うと思うから、使用する前に破断荷重等をチェックしてね。

また、ベルトの長さは固定する荷物の大きさに合ったものを選んでくれよな。

 

バックル

バックルは、ベルトを締めるための留め具のことで
ラチェットバックル式・オーバーセンターバックル式・カムバックル式の3つ種類があるよ。
今からそれぞれの特徴を説明するんだけれど、先に言っちゃうと

・重量物をガッチリ固定したいときはラチェットバックル式

・軽量なものを手軽に固定したいときはカムバックル式

・その中間くらいがオーバーセンターバックル式

だよ。

 

ラチェットバックル式

ハンドルを操作することによって、ベルトを巻軸に巻き取り、長さを調節することができるバックルだよ!
ハンドル操作で、強く締め付ける事ができるから、重量物などをガッチリ固定する場合に使われること多いよ。

 

カムバックル式

手でベルトを引っ張って、バックルがベルトを挟むことで固定する仕様のバックルだよ。
手動で簡単に荷の固定が出来ちゃうよ。

これは、あまり重くないようなものの固定や、負荷が大きくない時に使われることが多いかな。

オーバーセンターバックル式

これだけ画像がなかったんだ…。ごめんね。

文章だけで分かりにくいと思うんだけれど、

オーバーセンターバックル式は、レバーにベルトを通してレバーを倒すことで、ベルトを締めることができるバックルだよ。

固定の強さは、ラチェットバックル式とカムバックル式の間みたいなイメージかな。

 

端末の形状

端末の形状は、アイタイプ・金具タイプ・エンドレスの3つがあるよ。


金具タイプは、更に金具の種類が「フックタイプ」「リングタイプ」「ワンピースタイプ」等があって
メーカーによって色んな種類が用意されているんだ。

作業の内容、固定の仕方に合わせて、最適なものを選べちゃうよ。

 

ベルトラッシングには、色んな種類があるってことがなんとなく分かってくれたかな?

作業に合った組み合わせのベルトラッシングを選んでくれよな。

 

最後に、気になる「余った紐」について話していくよ。

ベルトラッシングを固定した後に、ながーい紐(ベルト)が余っちゃったりしていないかい?

その紐、ピロピロ風になびかせて走っていたら危ないよ!

他の車の邪魔になったり、余ったベルトが他の積み荷に絡まったりすると、事故の原因になりかねないんだ。

 

だから、余った紐(ベルト)は、張っているベルトラッシングに巻き付けて結んでしまおう!

全然決まりとかはないから、固定している荷物に動かないよう結ぶのもOKだよ。

とにかく、ベルトラッシングの余った部分が、風で暴れて他の物に絡まったりするのが危険だから固定するようにしてくれよな。

分かってくれたかな?

今日も一日ご安全に!

 

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