ねじの呼び、MねじとWねじ
君たち、お正月に買ったおもち余ってないかい?
僕は買いすぎちゃって、最近毎日食べているよ。
きなこをまぶしたり、のりを巻いて醤油につけたり、お鍋にも入れたり定番の食べ方ももちろんおいしいんだけれど
最近はおかきを作ったり、お米と炊いておこわにしたりする食べ方があるんだね!
調べたらいっぱいアレンジレシピが出てきてびっくりしたよ。
いろいろ試しているから、イチオシの食べ方を見つけたらこのブログで紹介するね!
さて、ここから本題に入るよ。今回は「ねじ」についてだよ。
君たち、ねじの「呼び」や「Mねじ」「Wねじ」って聞いたことあるかい?
玉掛け用具でも、製品にねじがあるアイボルトやアイナット、ワイヤグリップなどには
寸法表の項目に「ねじ呼び」「Mねじ」「Wねじ」とかが書かれているんだけれど、
一体それってどこのこと?なんの違い?って思ったことないかい?
僕も最初分からなかったし、何回か聞かれたことがあるんだ。
だから「呼び」や「Mねじ」「Wねじ」について説明していくね。
まず、ねじの「呼び」について。
ずばり、ねじの「呼び」とは、ねじ部分の直径が最も大きい径のことだよ!
呼びのほかに、「ねじ径」って書かれている事もあるね。
おねじの場合、直径が最も大きくなるのは「外径」、めねじの場合、「谷の径」が最も大きい径となるよ。
例えば、呼びが「M6」って表示されているメートルねじがあったら、
ねじ部分の最も大きい直径が6mmってことだよ。
次に「M(メートル)ねじ」と「W(ウィット)ねじ」の違いについてなんだけれど
M(メートル)ねじとは、名前の通りメートル法に基づいて規格化されているねじの種類だよ。
単位表記がmmだから「ミリねじ」って呼ばれることもあるみたい。
ISOで規格化されているし、JIS規格もあって、一般的に使われているのはこっちだね。
一方でW(ウィット)ねじは、インチ(1インチ=約25.4mm)で規格化されているねじの一種だよ!
インチねじとも呼ばれているね。
Mねじよりも一般的じゃなくて、昔はISO規格もJIS規格もあったんだけれど今は廃止されているよ。
単位の違いのほかに、ねじ山の形状も違うんだ。
Mねじは、ねじ山の角度が60度なのに対して、Wねじは55度とされているよ。
だから、同じ直径でもMねじとWねじだったら、ぴったり締め付けることができないよ!
ねじを買う時は、ねじの種類も確認してみてね。
まとめ
・ねじの呼びは、ねじ部分の最も大きい直径
・MねじとWねじの違いは、単位とねじ山の形状
分かってくれたかな?
今日も一日ご安全に!
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