チェーンスリングをキレイに保つ!保管のコツ
来週はバレンタインだね。
昔はバレンタインデーが近づくと、今年はチョコもらえるかな~とか思って
ソワソワしていたんだけれど、年齢なのか最近は全然そんなことなくなったよ。
その代わり?と言っては何だけれど、自分用にちょっと良いチョコレートを買って
1日1粒ずつ、大事に味わって食べるのが好きなんだ。
今年は思い切って、一粒500円くらいのやつにしちゃおうかな。いやでもな、、、っていうのを
ここ2日間ずっと考えているよ。
あ、別にもらえないから自分用に買うわけじゃないからね!そこは絶対勘違いしないでくれよな!
さて、ここから本題に入るよ。
君たち、使い終わったチェーンスリングをどうやって保管してる?
今日は、「チェーンスリングをキレイに保つための保管のコツ」を紹介するよ。
まず1つ目のコツは、
「使用したチェーンを清掃し、傷や変形などが見つけやすい状態にする」だよ。
使用後、土や油が付いたどろどろのまま片づけちゃったら、汚れがカピカピにこびりついちゃって
次の使用前点検で傷や変形が分かりづらくなっちゃうよ。
もし、それが原因で廃棄基準に達しているような欠損を見逃し、使用してしまうなんてことになったら、、、
考えるだけで怖いね。
だから、チェーンスリングを使用した後は清掃してくれよな。
その時、チェーンの表面を傷つけたりしないようにしてね。
また、海水など腐食を促すような環境で使用した後、
洗わずそのまま放置してしまうと、すぐ錆が発生してしまうよ。
錆を防ぐために、一度水洗いをして乾燥させてから、油などを薄く塗ったりするとバッチリだよ。
チェーンスリングをキレイに保つための保管のコツ2つ目は、
「使用していないときは、湿気がなく風通しの良い屋内で、吊り下げて保管」だよ。
とは言っても、どうしても屋外に保管するしかない場合だってあるよね。
そんな時は、雨や露がかからないように防水シートをかけて、地面から離して保管するようにしてくれよな。
直接地面に置かないようにする理由は、地面に置いて長時間放置してしまうと
地面から湿気を吸って、錆が発生することがあるからだよ。
また、キレイに保つコツとはちょっと違うんだけれど
「チェーンスリングをクレーンのフックから、ぶら下げたまま放置しないといけない」って場面はないかい?
こんな時は、スリングフックを上部マスターリンクにはめ込んでおかないといけないよ。
これは、JIS規格(B 8816:2004)の附属書8で記載されているんだ。
もちろん一番良いのは、クレーンフックからぶら下げたまま放置しないことだけどね。
そしてチェーンスリングをキレイに保つための保管の最後のコツは、
「長い期間、使用しないと分かっている場合、
水洗いをして乾燥させてから、油などを薄く塗るなどの防錆処置を施す」だよ。
今回は、チェーンスリングをキレイに保つ保管のコツ3つを紹介したよ。
・使用したチェーンを清掃し、傷や変形などが見つけやすい状態にする。
・使用していないときは、湿気がなく風通しの良い屋内で、吊り下げて保管。
・長い期間、使用しないと分かっている場合、防錆処置を施す。
分かってくれたかな?
今日も一日ご安全に!
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