玉掛け作業の基本のき!

新しい年度が始まったね。新入社員が入ってきたってところも多いんじゃないかな。

君たち、新入社員にまず教えることは分かっているよね、、、。

そう!この吊り具ブログ「吊るのひと声!」を教えることだよ!

ということで今回は、新入社員・玉掛け作業に慣れていない君たちに向けて

玉掛け作業の基本のきを紹介するよ。

こんなこと分かっているよ!っていうベテランの君たちも、

新入社員や玉掛け作業に慣れていない人に教える時の参考にしてくれよな。

 

まず、玉掛け作業とは、

人の力では持ち上げられないような「重い物」を、クレーン等を使って吊り上げる時に

吊り上げるための用具の選定から、その用具を荷やクレーンフックから外すまでの一連の作業のことだよ。

 

もうちょっとだけ詳しく説明するね。

1.まず、荷物を吊り上げるための、ワイヤロープやシャックルなど玉掛け用具を選ぶんだ。

2.次に、選んだ玉掛け用具を荷物とクレーンフックに取り付けるよ。

3.そして、安全に荷物を吊り上げ、移動、着地までを指示するよ。

4.最後に、玉掛け用具を荷物とクレーンフックから取り外すんだ。

これらが玉掛け作業者の役割だよ。

 

で、この玉掛け作業をするには、玉掛けの資格が必要って法令で定められているんだ。

資格には「玉掛け技能講習」と「玉掛け業務に係る特別教育」があって、

玉掛け作業を行うときのクレーン等の吊り上げ荷重(操作するクレーンの能力)の大小によって、区別されているよ。

吊り上げる荷の重さじゃないから注意してね。

 

どちらかというと「玉掛け技能講習」を受ける人の方が多いんじゃないかな?

玉掛け技能講習は、だいたい学科2日、実技を1日の合計3日間で、

それぞれ試験に合格したら資格を取得できるよ。

もし資格を取りに行くってなったら、過去に出た問題を載せているから参考にしてみてね。

★関連ブログ 玉掛け技能講習でこんな問題が出た!(2023年4月)

 

 

最後になったけれども、玉掛け作業をする上で一番大事なことは、「安全第一」だよ!

玉掛け作業は重量物を扱うから危険を伴う作業で、一歩間違えると事故に繋がる事だってあるんだ。

事故を起こさないため、巻き込まれないためにも、「安全第一」を常に忘れないように意識して行動してくれよな。

今日も一日ご安全に!