重量物を移動・運搬するために「吊る」 ~コイル吊り~
突然だけれど、5月24日がなんの日か知っているかい?実は「伊達巻の日」なんだ。
伊達巻の由来の1つに、伊達政宗が好んで食べたって説があることから
卵焼きなどを作る会社が伊達政宗の命日に、この記念日を制定したんだって。
調べてて初めて知ったんだけれど、伊達巻って関西と関東で比べると関東の方がちょっと甘いんだって!
知ってた?僕は関西のしか食べたことがないから、関東の伊達巻を食べてみたくなったよ。
さて、ここから本題に入るよ。
今回は「重量物の移動・運搬するための方法」について話していくよ。
まず、重量物とは、言葉の通り「重たいもの」のことを指しているよ。
一概に「重たいもの」と言っても、人の力で持ち上げるには重いと感じるようなものから、
人の力では持ち上げられないものまで、幅広く指しているんだ。
例えば、書類がたくさん入った段ボール、冷蔵庫や洗濯機など大きな家電、
自動車や電車などの乗り物、これら全部「重量物」だよ!
その重量物の中でも「人力では持てない重量物」を、
移動・運搬するために「吊る」という手段があるんだ。
クレーン等を使用して「吊る」ことで、電車や歩道橋、船、工場で使用する材料など、
1tを超えるような超重量物も運搬できちゃうよ!
ただ、クレーンで運ばなければいけないような重量物を吊り上げるから、
危険と隣り合わせの作業でもあるんだ。
吊る・吊り上げる作業を安全に行うためには、
作業に合わせて最適な方法や道具を選定する必要があるよ!
例えば、「コイル」と呼ばれる
鋼板を薄く伸ばして巻いた大きなバームクーヘンのような形の吊り荷には、
コイル吊り専用の吊り具がおすすめだよ。
実際に、コイル用吊り具を納入した事例を1つ紹介するね。
ご相談内容
コイルの吊り上げ作業の作業時間短縮・利便性の向上
解決!
複数のコイルサイズに対応できる吊り天秤をご提案!
シャックルの取付位置を移動させることで幅を調整することができます。
コイルに傷がつかないように、交換可能なナイロン製当てものの取付けや、
調整時のフックの転倒を防ぐための自立用脚、マスターリンク置き場を取付けるなど、
利便性を向上するために様々な工夫をしました。
この事例では、複数サイズのコイル吊り上げ作業ということで、
特注のコイル吊り具を作ったんだけれど、もちろん既製品という選択肢もあるよ。
ただ、安全性に不安がある、より効率的に作業できるようにしたい、けれど既製品じゃ対応しきれない!
ってときは、思い切って「専用のコイル吊り具」を作るっていう方法も考えてくれよな!
今日も一日ご安全に!