長いものをまとめて吊るときの注意点!

突然だけれど、5月27日がなんの日か知っているかい?実は、「小松菜の日」なんだ。

「こ(5)まつ(2)な(7)」の語呂合わせで、小松菜などを生産している会社が記念日に制定したんだって。

小松菜ってプランターでも育てられるって知ってた?

家庭菜園にハマっている知り合いが、この間教えてくれてびっくりしたよ。

種まきから1ヶ月くらいで収穫できるから、初心者におすすめの野菜なんだって。

僕も家庭菜園やってみたいな~って気持ちはあるんだけれど、

すぐに飽きる未来が見えるからずっと始められずにいるよ。

プランターってどうやって捨てるんだろうね?

 

さて、ここから本題に入るよ。

今回は「長いものをまとめて吊るときの注意点!」だよ。

例えば、鉄パイプや木材、鋼板など、長い棒状のものや板状の荷をまとめて吊りたいって時ないかい?

長い荷はただでさえ吊りにくいのに、さらにまとめて吊るってなると大変だよね!

だから、そんなときに気をつけてほしいことを紹介していくよ。

 

まず、基本的に複数の荷をまとめて吊り上げるときは、荷を結束してくれよな!

結束していないと、荷がズレてバランスが悪くなり、荷崩れを起こす原因になるんだ。

だから、ズレたりしないようロープなどで縛ってね。

単管パイプをまとめて吊っているイラスト

 

おすすめの吊り方を3つ紹介するよ。

 

1. まとめて吊る場合に限らず、長い荷を吊るときには「天秤」を使う方法がおすすめだよ。

天秤を使用して鉄パイプを吊っている事例

 

長い荷を吊る場合、下の絵のように吊り角度が大きくなりすぎることが多いんだ。

吊り角度が大きい例スリングが寄ってきているイラスト

吊り角度が大きいと、

・吊り角度が大きくになるにつれて、スリングにかかる張力も大きくなる。

・スリングが滑って、内側によってくる。すると

→ 長尺物はバランスがとりにくくなってしまう。

→ 滑ることでスリングにダメージがかかり、最悪の場合切れてしまう。

などのデメリットがあげられるんだ。

 

でも、天秤を使うことで長い吊り荷でも

吊り角度を心配する必要がなく、バランスよく水平に吊り上げる事が出来るよ。

2.天秤を使用せず、棒状のものをワイヤロープや繊維スリングで吊るときには、

あだ巻き吊り(2本4点掛け)」がおすすめだよ。

あだ巻き吊り

 

さっきも説明したように、長尺物を吊るときは吊り角度が大きくなりすぎることが多く、

半掛け吊りなどでは、スリング同士がお互いに引き寄せられて横滑りしちゃうことがあるんだ。

だけれど、あだ巻き吊りなら、スリングと吊り荷の接地面が大きくなり、摩擦力が増して

吊り荷とスリングの滑りを防止することができるよ!

ポイントはスリング同士が重ならないように掛けることだよ。

 

3.木材や鋼板など板状の荷を重ねて吊るときには、「ハッカー」を使う方法があるよ。

ハッカーの使用例

 

このときに気をつけてほしいことは、“同じサイズの荷だけを重ねる”だよ。

違う大きさの荷を積み重ねたら、まず結束するのが難しいよね。

それに、荷の重心位置がセンターではなくなって、バランスが悪くなってしまうんだ。

その状態で吊り上げると、バランスが崩れて荷が滑り落ちる危険性が高いよ。

また、板状のものを吊り上げるときにハッカーはすごく便利なんだけれど

見て分かるように外れ止めとかはないから、特に安全に作業ができるように気をつけなきゃいけないよ。

 

ちなみに、結束できないような

小型の荷をまとめて吊り上げる時には「モッコ」がおすすめだよ。

ワイワモッコインカモッコ

モッコとは、ワイヤロープやベルトスリングなどをネット状に加工したアイテムで

小型の荷や崩れやすい荷の吊り上げに使われるんだ。

モッコについては、過去に詳しく紹介しているブログがあるから、気になった人は読んでみてね。

★モッコの種類とその特徴

★モッコの納入実績

 

今回は、長いものをまとめて吊るときの注意点を紹介したよ。

分かってくれたかな?

ほうれん草に水をあげるミスターT

今日も一日ご安全に!