床上操作式クレーン運転技能講習でこんな問題が出た!(2024年3月)
君たち、天井クレーンを操作してみたくないかい?
床上操作式クレーン運転技能講習を受ければ、工場などの天井に設置されているようなクレーンを、
正確に言えば、吊り上げ荷重が5t以上の床上操作式クレーンの運転が出来るんだ!
(吊り上げ荷重5t未満ももちろん可。吊り上げ荷重5t未満のクレーンだけを運転する場合は、クレーン運転特別教育を受けてね。)
★参考ブログ 「吊り上げ荷重」と「定格荷重」と「定格総荷重」
ということで今回は、今年の3月末に床上操作式クレーン運転技能講習を受けた社員から、
どんな問題が出たか聞いてきたから紹介するよ。
これから床上操作式クレーン運転技能講習を受ける君は、
こんな問題がでるんだな~って分かると安心できるよね!
その資格はとっくに取っているよ!ってベテランさんは、ちゃんと分かるかチェックしてくれよな。
問題は、選択肢3〜5個の中から正解・不正解を選ぶ「選択問題」だったみたい。
さっそく第1問! 電気に関する問題
次の文中の[ ]内に入れるA・Bの組み合わせとして正しいものは次のうちどれでしょう。
周波数は地域によって決まっており、おおむね東日本は[ A ]Hz、西日本は[ B ]Hzとなっている。
1. A:60Hz B:50Hz
2. A:50Hz B:60Hz
3. A:70Hz B:60Hz
2問目 ワイヤロープの廃棄基準に関して、正しいものは次のうちどれでしょう。
1. ワイヤロープ1よりの間において素線の数の7%以上の素線が切断しているもの。
2. ワイヤロープ1よりの間において素線の数の15%以上の素線が切断しているもの。
3. ワイヤロープ1よりの間において素線の数の10%以上の素線が切断しているもの。
3問目 クレーンフックの外れ止め装置に関して、誤っているものは次のうちどれでしょう。
1. フックには玉掛け用ワイヤロープが外しやすいように、外れ止め装置を設けなければならない。
2. 外れ止め装置にはスプリング式とウエイト式がある。
3. 小型・中型クレーンではスプリング式外れ止め装置が多く使われている。
解けたかな?
第1問の正解は、2番
周波数は地域によって決まっており、おおむね東日本は50Hz、西日本は60Hzとなっている。
第2問の正解は、3番
ワイヤロープ1よりの間において素線の数の10%以上の素線が切断しているもの。
第3問の正解は、1番
× フックには玉掛け用ワイヤロープが外しやすいように、外れ止め装置を設けなければならない。
◯ フックには玉掛け用ワイヤロープが外れないように、外れ止め装置を設けなければならない。
教習所によって、問題の種類は少し違うかもしれないけれど、勉強するときの参考にしてくれよな!
今日も一日ご安全に!
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