お盆休み明けは要注意!熱中症に気をつけて!

君たち、お盆だね!明日からお盆休みだよって人が多いのかな?僕も明日からお休みだよ。

 

今回のブログは、「休み明けの熱中症」について話していくよ。

 

本当に今年の夏は熱くて、毎日ニュースで猛暑だ~熱中症対策を~って言われているから、

もう聞き飽きたよ、、、しかも休みが始まる前に、休み明けのこと考えさせないでよ、、、

って思ったかもしれないけれど、本当に大切なことだから書いちゃうよ。

 

まず、これを見てね。

これは去年(2023年)の職場における熱中症による死傷災害の発生状況を表しているグラフだよ。

死傷者数は1,106人となっていて、業種別の割合を見ると、

玉掛け作業の多い建設業・製造業・運送業が約半数を占めているんだ。

屋外で仕事をしている人が多いから、割合が大きいのは仕方ないことなのかもしれないけれど

この結果は重く受け止めないといけないよね…。

 

出典:厚生労働省HP「令和5年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表(2024年8月9日に利用) 

 

で、今回のタイトル「休み明けは要注意!」って言うのは、

作業を一定期間離れると順化反応がなくなるから」だよ。

 

どういうことかというと、人間は暑い環境で3、4日作業すると、自律神経の反応により

気温にあわせた発汗が素早くできるようになり、2~3週間経過すると体質的に熱中症にかかりにくくなるんだ。

つまり、「体が暑さに慣れて、暑さに強くなる」ということだよ。

これを暑熱順化(しょねつじゅんか)と言って、熱中症を予防するうえで非常に重要なんだ。

 

ただ、作業からしばらく離れると、暑熱順化はリセットされてしまうよ。

だから、休み明けの時期には熱中症のリスクが高まるので特に注意が必要なんだ!

 

暑熱順化がリセットされないよう、暑さに強い体を維持するためには

・ウォーキングなどの有酸素運動をする

・湯船に浸かる

などをして、上手に汗をかける体を保つことが大事だよ。

 

ただ、対策をちゃんとしていたとしても、休み明けは連休前と同じペースで作業するんじゃなくて

できるだけ無理をしないで徐々に暑い場所で作業するようにしてくれよな。

 

熱中症対策をしつつ、みんなでいい夏休みを過ごそうね!

今日も一日ご安全に!

 

おすすめサイト 厚生労働省HP 「職場における熱中症ポータルサイト」