H鋼を吊る時に便利な吊りクランプ

今回は、H鋼を吊る時に便利な「吊りクランプ」を紹介するよ。

 H鋼イラスト TAIYO梁吊り具KT-1

 

吊りクランプとは?

吊りクランプとは、鋼板・形鋼などの吊り上げ・運搬に用いられる玉掛け用具だよ。

クランプの開口部に荷を挟んで吊り上げるんだ。

シャックルやフックなどを引っかけるところがないものを吊る時に使われることが多いかな。

 

縦吊り用・横吊り用・兼用タイプ

種類は、大きく分けて「縦つり用」と「横つり用」の2種類あって、

吊り荷を吊った時に、開口部が下に向くタイプのものが「縦つり用」、横に向くのが「横つり用」だよ。

 

H鋼を吊る時はどっちを使うのかというと、側面が「H」の形で吊るときは「縦つり用」のクランプ、

「エ」の形で吊るときは「横吊り用」のクランプを使うよ。

 吊りクランプの向きとH鋼の向き

また、「縦つり横つり兼用」ってタイプもあるんだ。

縦吊りも横吊りも1つで作業できちゃうから、とても便利なんだけれど、

注意点が1つあって、縦吊りで使う時と横吊りで使う時で使用荷重が変わるものがあるよ!

後で紹介する大洋製器工業の「KT-1」もそうなんだ。

だから、使う前にはしっかり使用荷重を確認してくれよな。

 

立て起こし・反転作業での注意点

H鋼の向きを変えるために吊り上げる作業(立て起こしや反転作業)など、

吊り上げ途中で、横つりから縦つりに変わる場合、横つり用クランプや縦つり用クランプを使わず、

「立て起こし・反転作業が可能なクランプ」を使ってくれよな。

今、「ん?縦・横兼用のクランプを使えばいいんじゃないの?」って思った人もいるかな。

そう思っちゃう気持ちも分かるんだけれど、実は、縦・横兼用クランプには、

縦起こし・反転作業に対応しているものと、していないものがあるんだ。

これはメーカーや商品によって様々だから、縦起こし・反転作業に対応しているって記載があるものを使用するようにしてね。

 

H鋼梁吊り具 KT-1のご紹介

TAIYO梁吊り具KT-1 KT-1の取り付け・取り外し方法

 

ここから少しだけ、大洋製器工業の「H鋼梁吊り具 KT-1」を紹介させてもらうね。

KT-1は、H鋼を吊るための吊り具で、ワンタッチで簡単に取り付け、取り外しも片手でできて、

ピン一体型だからピンが落下する心配がなく、不安定な高所作業でも安全に作業できる製品なんだ。

 

で、なんで今回KT-1の紹介をしたかというと、買う前に一度吊って試してみたい…という声が

あると聞いて、KT-1のデモ機貸出サービスを始めたからだよ!

もちろん貸出毎に点検・修理をして、安全性を確保しているから

KT-1ちょっと気になってるんだよねって人は、詳細を聞いてみてくれよな。

★チラシ「H鋼梁吊り具 KT-1」

★製品情報「H鋼梁吊り具 KT-1」

NEWSをメガホンでお知らせするミスターT

今日も一日ご安全に!