玉掛け作業中の感電に注意!
君たち、玉掛け作業をする前に
ラウンドスリングの点検はしているかい。
前回、ラウンドスリングの点検・補修について
書いたよね。
内容がボンヤリしちゃってる君たちは、
ココから振り返っちゃいなよ!
今回は前回に引き続きラウンドスリングの話題で、
インカ ヘビーラウンドスリングを使ったセット品
について書くけど、その前に質問だ。
鉄工所ではよくある作業なんだけど君たち、
クレーンで荷を吊った状態のまま、荷に溶接をする
ことってあるかい?
「ある」って思った君たちには特に知っておいて
ほしい内容だから、覚えておいてくれよ!
今回は「玉掛け作業中の感電に注意!」と題して
書こうと思う。
例えば、クレーンのフックにワイヤロープを掛けて、
吊り荷をシャックルで連結して吊り上げたとしよう。
この玉掛け方法で吊り荷に溶接をすると、玉掛け用具に
電流が流れる危険性があるんだ。
電流がクレーンの電気系統まで流れてショートさせ
ちゃったり、電流が流れている状態で、君たちが
玉掛け用具に触れると感電してしまったりするから
とても怖いんだよ。
そんな怖いことにならないように
この玉掛け用具を使っちゃいなよ。
「電波障害防止対策スリング」だけど、
君たちの身を危険から守る仕組みはチョー単純!
溶接時に吊り荷から流れてくる電流をスリング部で
絶縁して、上部にある玉掛け用具やクレーンのワイヤ
ロープに電気を流さないって仕組みなんだ。
電流は目に見えない厄介なものだけど、このスリングを
使うと安心して玉掛け作業ができると思わないかい。
「電波障害防止対策スリング」の仕様を確認したい
君たちは、ココから確認しちゃいなよ。
絶縁と言えば、電気に関連するだけじゃないんだ・・・
子供のころは友達と「もう絶交だから」なんて
言ってケンカしても、すぐに仲直りできたけど、
大人のケンカは修復が難しかったりするよね。
深イィ・・・(笑)
君たちは、玉掛け作業において絶縁が必要な
場合があることを、しっかり覚えておいてくれよな!
君たち、今日も一日ご安全に!!!