ガチャガチャで巻き取り!インカ ラッシングシステムのベルトの巻き取り量に注意!!
3月25日に開幕したプロ野球ペナントレースは、
先週の29日に北海道日本ハムファイターズが
パ・リーグでの優勝を収めたね。
セ・リーグでは一足先に広島東洋カープが
25年ぶりに優勝を収めていたけど、この両者、
開幕から優勝までの動向が全く違うんだ。
広島東洋カープは6月5日以降、首位を独占し
セ・リーグで圧倒的な強さで今シーズンを
突っ走った。
北海道日本ハムファイターズは一時期、首位と
11.5ゲームも離されていたのに、一気に追い上げ、
シーズン終盤に熾烈な優勝争いの末、優勝を
勝ち取った。
同じリーグ優勝でも、優勝までの道のりが
全く違うんだから、チームそれぞれに違った
苦労があったんだろうね。
君たち、まだ残っているCSや日本シリーズの
白熱の試合を楽しんで見ちゃいなよ!
それぞれに抱える違った苦労があるって考えた時、
君たちも、それぞれに玉掛け作業で苦労を
してるってことがないかい?
あるって思った君たちは、ココから
相談してくれよ。
相談をくれた君たちには、出来るだけ早く
回答をするようにするから、待っててくれよな!
さて、そろそろ今回の話題に入ろう。
先週まで
・インカ ラウンドスリング
・インカ 電波障害防止対策スリング
・インカ ケミカルスリング
と、3週続けてインカ製品について書いたけど、
インカ製品はまだ残っているんだ。
何だか分かるかい?
トラックで荷物を運ぶことがある人なら、
荷物を固定するときに使ったことがあると
思うけど・・・
答えは、インカ ラッシングシステム(荷締機)!
インカ ラッシングシステムにも使用上の注意が
あるから、今回は「ガチャガチャで巻き取り!
インカ ラッシングシステムのベルトの巻き取り量に
注意!!」と題して書こうと思う。
インカ ラッシングシステムは、ラチェットバックルを
ガチャガチャして調整側のベルトを巻き取っていき
荷物の固定に使うものだよ。
ラチェットバックルには巻軸と言われる部分が
あって、巻軸に調整側のベルトが巻き取られていく
仕組みなんだ。
上の画像の状態からガチャガチャすると、
下の画像の状態になるんだ。
巻軸にベルトが巻き付いているのが分かるよね。
君たちの中で使ってるよって言う人は、
固定する荷物が大きくて、手持ちのラッシング
システムの長さがギリギリ引っ掛かる程度だった
なんて経験した人はいないかい?
ギリギリ引っ掛かる程度で、巻軸にベルトを
しっかり巻き取られていない状態は危険なんだ!
巻軸にベルトの巻き付く量が少なかった場合、
巻軸からベルトが抜け易いってイメージできるよね。
仮にトラックの荷台で荷を固定するためにインカ
ラッシングシステムを使用していたとしよう。
走行中にラッシングシステムが外れたら、
カーブのたびに荷台で荷物が勝手に動いちゃうよ。
そうなると、荷台の重心が前後左右あちこち
動いて危険だよね。
こんな危険な目に遭わないように、君たちに
守ってほしい事がひとつあるんだ。
それは、巻軸に巻き取るベルトの量は1回半以上!
ってこと。
このことは、JIS B 8850「ベルトラッシング」の
使用上の注意の項目にも記されているよ。
なぜ1回半以上なのか、根拠を調べているから
分かったら君たちにも教えるよ!
根拠はともかく、まずは規定を守って巻き取り量の
こと、今日から必ず実行してくれよな!
巻き取りが少ないと上手く使えないモノと言えば
やっぱりコレでしょ・・・
コマ!
巻き取り量が少ないと回すことが出来ないよね(笑)
これで君たち、巻き取り量が重要になるモノが
世の中には有るって分かってくれたよな!
インカ ラッシングシステムを使うときは、
「巻軸に巻き取るベルトの量は最低でも
1回半以上」って守って使ってくれよな!!
君たち、今日も一日ご安全に!!!