今回もシャックルの正しい使い方についての書こうと思う。
前回シャックルの取り付け方向について書いたが、覚えてくれたかい?
とっても重要な事なので、君たちは忘れないで欲しい。
今回は、反転作業や荷起し作業時の正しい使い方について紹介しよう。
この作業は、建築・土木の現場、各種工場などで日常的に行われているが、
危険な使い方を良く見かける。
上の画像を見て欲しい。
これは、鉄骨柱の荷起しに長シャックルが使われている画像だ。
しかし、シャックルの使い方に問題があるんだ。
君たち、わかるかな?
このシャックルには横荷重がかかっているんだ。
シャックルは、本来は縦方向に荷重をかけるように設計しているので、
横や斜め荷重には強くないんだ。
また、横荷重がかかっているため吊りピースがシャックル本体に当たって、
吊り荷やシャックルに傷が生じ、破損の原因になる。
特に、長シャックルは普通のシャックルより長いので、てこの力が働いて
変形しやすくなり危険だ。
横荷重のかかる使い方は、吊り荷の落下を招く可能性のある危険な使い方で
正しい使い方ではない。
ってワケで、シャックルは、縦方向に荷重がかかるように使って欲しい。
ん?このオレンジ色の・・・犬?・・・が気になるって!
気になる君たちに教えよう。
大洋製器工業の公式キャラクターでシャックル犬のオーティーだ。
現場の安全と笑顔を守るため、頑張っているんだ。
もえろ!タマカケ魂(もえタマ)サイト
シャックル犬のオーティーは、このサイトで活躍中だ。
このサイトではシャックルの使い方も紹介しているよ。
さて、話はもどるが最初の画像を見て欲しい。
この画像には、横荷重がかかっていること以外にまだ問題がある。
このブログを見ている君たちは、すぐ分かるよね。
正解は、次回のブログに書くことにするよ。
シャックルなど吊り金具は、使い方を誤ると、重大な事故に繋がるので十分注意してくれよ。
君たち!シャックルは縦方向に荷重を、シャックル犬には愛情かけちゃってよ!
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