チェーンスリングで偏荷重吊りに挑戦！≪この吊り方で挑戦してみないかい？シリーズ第1回目≫

君たちの中にも、野球が好きな人が多いと
思うけど、いろいろ盛り上がってきているね。

WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）に
選抜高校野球、プロ野球の開幕も間近で野球好きの
人には楽しみがいっぱいだね。

まずはWBC、1次ラウンドと2次ラウンドを全勝で
準決勝に進出、すごいよね。このままの勢いで
優勝することを願って、僕はテレビで観戦するよ。

頑張れ、日本!(^^)!

さて、そろそろ本題に入ろうと思う。
前回の終わりに書いたとおり、今回から新シリーズ
「この吊り方で挑戦してみないかい？」をスタート
するよ。このシリーズでは、安全かつ便利な吊り方
を君たちに紹介しようと思う。

1回目の今回は、
「チェーンスリングで偏荷重吊りに挑戦！」
と題して書くよ。

君たちの中で、荷を吊り上げたら
傾いたことがある人はいるかい？

上の絵は極端な例だけど、荷が傾くということは、
その荷は偏荷重（荷重が均等ではない）ということ
なんだよ。

この偏荷重の吊り荷は本当に厄介だ。

荷が傾いたまま玉掛け作業をしていると、荷が
滑って落下事故につながる危険性がある。
だから荷を水平に吊り上げたいけど、なかなか
水平にならないんだよね。

偏荷重の荷を水平に吊り上げるための条件は、
荷の重心位置にクレーンフックを下ろして、
重心位置から吊り位置までの長さの玉掛け用具を
使って吊らなければいけない。

とは言うものの、玉掛け用具の長さを決めるのも
難しいよね。

そんなこんなで、偏荷重吊りで苦労している人は
このチェーンスリングで偏荷重吊りに挑戦して
みないかい？

上の画像は、チェーンスリングメーカー：
マーテック株式会社の商品を使って、偏荷重の
荷を吊り上げるイメージ画像なんだ。

このチェーンスリングに使っているマスターリンク
には、チェーンを引っ掛けることができるポケット
が付いているんだよ。

このポケットにチェーンを引っ掛けることで、
チェーンの長さが自由自在に調整できるんだ。

チェーンの長さを自由自在に調整できるという
ことは、上の画像の赤線のように簡単に偏荷重吊り
ができちゃうよ。