アイボルトで横吊りに挑戦!≪この吊り方で挑戦してみないかい? シリーズ第2回目≫

今週末にプロ野球が開幕するけど、君たちの
なかにも心待ちにしている人が多いと思う。

推定年棒が一億円以上の超一流選手たちや、昨年の
タイトルホルダーの選手たち。また鳴り物入りで
入団した新加入の選手たちがどんな活躍をする
のか注目すべきポイントは様々だけど、とにかく
楽しみなんだ。

体を動かしやすい気候になってきたけど、僕は
動くよりゴロゴロしながら、テレビで観戦させて
もらうよ。

 

さて、そろそろ本題に入ろうと思うけど、
前回からスタートした「この吊り方で挑戦
してみないかい?」シリーズの内容を覚えて
いるかい?

このシリーズは、安全かつ便利な吊り方を紹介
しているんだ。君たちの現場でも取り入れ
られる吊り方だったら、挑戦してくれよな。

ということで、今回は
“アイボルトで横吊りに挑戦!”と題して
書こうと思う。

まず、玉掛け作業でアイボルトを使っている人に
質問。君たちが使っているアイボルトで、
下の絵のように歪んでいるモノはあるかい?

歪んでいるモノがあると思った人は、要注意だ!

歪みの発生したアイボルトは破断する危険性が
あるから、絶対に使わないようにしてくれよ。
また、歪みが発生していないか確認することが、
破断事故を防止する策の一つということを、
覚えておいてほしい。

アイボルトが歪むプロセスの中で多いのが、
横吊りで使っていることだ。

上の絵が、アイボルトを横吊りで使っている
絵だけど、君たちの現場でも横吊りを
しているんじゃないかい?

横吊りをすると、吊り上げられる方向にアイが
向こうとし、荷とアイボルトの接地面に隙間が
できてしまうんだ。隙間ができることで“テコの
原理”がはたらき、アイボルトが歪みやすくなる
というわけなんだ。

こんな危険な、アイボルトを使った横吊りだけど、
安全に横吊りができるアイボルトがあるんだ。

上の絵のようなアイボルトを見たことはあるかい?
これは“回転式アイボルト”で、アイが360°回転
し、さらに180°傾転するという優れものだよ。

この回転式アイボルトを使うことで、荷にボルト
を閉め込んだ後、フリーで吊り上げられる方向に
アイが向くから、ボルトが緩むことが無くなり、
さらにアイが引っ張り上げられる方向に向くという
仕掛けなんだ。

簡単に言うと上の画像のように、横吊りが
安全かつ簡単にできちゃうってこと。

どうだい、この回転式アイボルトで
横吊りに挑戦してみないかい?

“アイボルトの注意点”や“回転式アイボルトの
仕様を確認したい”という人はココから確認して
くれよ。

そして“もっと詳しく話を聞きたい”という人には
僕たちから連絡させてもらうから、ココから
問い合わせをしてくれよ。

 

今回紹介した回転式アイボルトは、アイが
180°傾転するって書いたけど・・
君たち“ヘドバン”って知っているかい?

ヘヴィメタルなどの音楽ライブやフェスで、
激しく首を振る「ヘッドバンギング」の略なんだ。
これは、やり過ぎに注意だよ!

玉掛け作業をする君たちがもっと注意すべき
ことは・・もう分かるよね。
そう、横吊りに注意ってことだよ!!

 

君たち、今日も一日ご安全に!!!