闇に紛れて生きるシャックル!
このブログが今年1月に始まってからシャックル(4月2日~7月17日は吊り具)について
いろいろと書いてきたんだけど、シャックルについては今回で一旦終わりにしようと思うんだ。
シャックルの事は一通り書いちゃったし今年最後のブログでキリもいいしね。
何度か書いっちゃってるんでもう君たちには説明の必要はないかもしれないけど
シャックルは、「吊り金具」「連結金具」として玉掛け作業やモノとモノを連結する
作業には欠かせない存在なんだ。
シャックルは、現場の状況や吊ったり連結するモノの種類や方法によってそれぞれ別の
性能が求められちゃうんでいろいろな種類が存在ししている。
大洋製器工業では、
本体の形状がストレート形やバウ形、
ピンのタイプがボルト・ナットタイプや捻込みタイプ
本体の長いモノや口幅の広いモノ
強力タイプや特殊なシャックルなどいろいろなシャックルを扱っているんだ。
いろいろなシャックルをこのブログで書いたんだけど、すべてのシャックルを書いた
ワケじゃないんでおいおい書くことにするよ。
既製のシャックルにはいろいろな種類があって、大洋製器工業でもいろいろな種類を
扱っているんだけどそれでも用途によっては対応できない場合なんかがあるんだ。
そんなときは、オーダーメイドで特殊なシャックルを作ることが出来ちゃうんだ。
吊り荷の吊りピースのサイズに合わないから、長いシャックルや幅の広いシャックルがいるときや
吊り荷専用や用途に合わせてカスタマイズが必要なときがあるんだ。
これが特殊なシャックルの一例だ。
そしてこれは黒塗りしたシャックルだ。
通常のシャックルの黒は生地で表面処理をしてないんだ。水分が付けば錆びるし手で
触れば手が汚れちゃう状態なんだけど黒塗りすることで錆び難く触っても手が汚れないんだ。
この黒塗のシャックルは、舞台関係なんかで使われたりしちゃっている。舞台の装置の連結
なんかに使われているんだけど舞台裏は暗いんで目立たないように黒い金具が必要に
なっちゃう。
まさに「闇に紛れて生きるシャックル」なんだ。
「早く目立ちたい!」ってことも言わない、あんまり目立つことのない
シャックルの中でもどこまでも目立たないシャックルだよね。
大洋製器工業では、吊り具や吊り荷に合わせた特殊な形状のシャックルを作ったり、
使用する場所に応じて表面処理を変えたりすることが出来ちゃうってワケだ。
今年のブログの更新も今回で終わりだ。
一年間ブログを見てくれた君たちには感謝だよね!
来年の更新は、1月15日(火)の予定なんで忘れずに見に来てくれよな。
君たち、良い年を迎えっちゃってくれよ! (ミスターT)