クラブを間違えたら打ち損じちゃうよ!

前回からフック(hook)編が始まって、フックの意味について書いたんだけど君たち見てくれたかい。

(1)鉤(かぎ)。鉤形の留め金。衣服の合わせ目を留める金具(ホック)
(2)モノを引っ掛けるための器具。鉤。
(3)ボクシングで腕を鉤形に曲げて相手の側面を打つこと。またその打撃。
(4)ゴルフで打球が途中から打者の利き腕と反対の方向へカーブを描いて飛ぶこと。

って意味があるんだけど、大洋製器工業が扱っているフック(hooK)は(2)
モノを引っ掛けるための器具の事なんだ。

今回は、そのフックの形状について書こうと思う。
吊り金具として使われるフックの基本的な形状は、アイフック型とシャンクフック型に分けられるんだ。

まずは、アイフック型についてだ。

アイフックは、フック上部の連結部分に環(丸い穴が開いている)がある形状のフック
の事なんだ。
フックに環があるんで、シャックルやワイヤロープに連結しやすいスタンダードな形状
のフックなんだ。
v-hoo_turi.jpg

大洋製器工業では、Vフック、eフック、重量フック、ファンドリーフックって製品が
アイフック型になっちゃう。
hook_eyeset.png

だから、このタイプのフックの事を「アイフック」や「環付フック」って呼ぶことも
あるんだ。
そんなときは、連結部分に環がついているフックのことだって思って欲しい。

次にシャンクフック型についてなんだ。

シャンクフック型はアイフック型のように穴が開いていなくって、上の画像のように
フック上部が縦に伸びたような形状をしているんだ。

シャンクフックのシャンクとは、軸部って意味があってこの伸びた部分の事をシャンク
って言うんだ。

もちろんこれだけじゃ吊り金具として使えないんで、シャンク部分に可動式の連結具を
つけて使っちゃったりするワケだ。

スイベルフックやロッキングフックのようなスイベル式のフックやクレーンフックが
シャンクフック型のフックってことなんだ。

余談だけど、僕はシャンクって聞くとゴルフを思い出しちゃう。
ゴルフしている人には馴染みのある言葉だと思うんだけど、シャンクには、アイアンや
ウッドのシャフトとヘッドの連結部分(ソケット)で打っちゃうミスショットって意味
もあるんだ。

一回出すと止まらなくなっちゃうシャンク地獄には落ちたくないよね!

おおっと、だいぶ話が横道にそれちゃったけど
君たちは、ミスショット(失敗)しないようにフックの型を選んじゃってくれよな。