丈夫なフック界のレジェンド!

前回のブログで、フックの点検項目についてはすべて書いたんだけど、君たち
分かってくれたかい。

(1)・変形していないか点検
(2)・摩耗、腐食していないか点検
(3)・当たりキズ、亀裂がないか点検
(4)・アークストライクがないか点検
(5)・外れ止め金具が機能しているか点検

これらの点検の、項目と廃棄基準表やチェックシートもあるんでダウンロードして
使っちゃって欲しいんだ。

チェックシート ダウンロード

安全に安心してフックを使用するためにも、ちゃんと点検をしてくれよな。

これで、フック全体の事は書いちゃったんで、今回からは、フックの種類について
書こうと思う。

以前のブログにも書いたんだけど、フックって言っても超巨大なモノから手のひらに
乗るような小さいものまで様々なサイズ、形状があるんだ。

フックは用途によっていろいろな種類があるからね。

それを、今回から紹介して行こうと思う。

まずは、Vフックについて書こうと思ったんだけど、その前にどうしても説明しておかないといけない
フックがあるんだ。

それは、重量フックのことだ。

hook_Ghook_Vhook.png

上の画像を見てほしい。
これが「重量フック」と「Vフック」の画像なんだ。
良く似た形状をしているよね。

それは、Vフックは、重量フックをモデルチェンジした新型の重量フックだからなんだ。
だから今回は、まず元祖である重量フックについて書いちゃうことにするよ。

重量フックは、アイタイプ型のフックなんだ。

hook_Ghook_ai.png

フック上部の連結部分に環(丸い穴が開いている)がある形状のフックでアイフックや
環付フックなんて言われることもあるんだ。

フックに環があるんで、シャックルやワイヤロープに連結しやすいスタンダードな
形状で、建築・土木の現場やいろいろな工場で使われているんだ。

この重量フックは30年前に開発されたんだけど、強度や摩耗性に優れていて丈夫で
安全性が高いフックなんで、市場にも深く浸透しちゃっているんだ。
っで、今もなお、使い続けられているフックで「重量フック」って商品名も市場に
浸透しているんだ。

まさに、フック界のレジェンド!生きる伝説ってことだ。
これは、格闘界に例えると「ヒクソン・グレーシー」、音楽界だと「矢沢 永吉」
サッカー界だと、キングカズこと「三浦 知良」って感じかな!

いずれ引退する時が来るのかも分からないんだけど、この重量フックはまだまだ現役だ。

その現役バリバリの重量フックに、転機がやってきたんだ。
それが、新型重量フックであるVフックの誕生だ。

これについては来週のブログで書いちゃうので、

君たち、重量フック レジェンドストーリー見に来てくれよな。