Zとグレートぐらい違うよ!
2回にわたってVフックの外れ止め金具であるセーフティラッチについてたいたんだけど
君たち分かってくれたかい。
セーフティラッチには
(1)横荷重に強く破損しにくい
(2)無負荷状態時にワイヤロープが立ち上がって外れることを防ぐ
って特徴があって、安全に安心してモノを吊る事が出来ちゃうし、それ以外にも外れ止め金具の
取り換えの頻度が低くなるんで、結果的に費用が安くなるってこともあるんだ。
これが、Vフック最大の特徴であるセーフティラッチなんだけど、Vフックにはこの「セーフティラッチ」
以外にもまだまだ特徴があるんだ。
それを今回は紹介しようと思う。
まずは、Vフックのアイ部の形状についてなんだ。
Vフックのアイ部は、従来の重量フックよりの断面のRを大きくしているんで、連結するワイヤロープや
繊維スリングにあたえるダメージが軽減されるんだ。
だから、ワイヤロープや繊維スリングが傷みにくくなり寿命が延びるってことになっちゃう。
さらに、アイ部にはもう一つ特徴があるんだ。
それは、ワイヤの保護具であるシンブルやチェーン繋ぐための連結金具であるカップリングなどが
取付け安い形状になっていることなんだ。
シンブルやカップリングは取り付け口(口幅)が狭い形状になっているんだけど、
Vフックのアイに細い部分を作ることによって取付けやすくしているんだ。
次に、引掛かり防止についてだ。
従来品のフックは、外れ止め金具を止めているボルト・ナットやリベットがフック本体より
出っ張っていて、他のモノに引掛ったりすることがあったんだ。
だけど、Vフックはロールピンで外れ止め金具(セーフティラッチ)を止めることで本体との
突起をなくしているんで他のモノとの引掛かりがないようにしているんで安全なんだ。
さらに、サイズアップについてなんだ。
Vフックは、従来品の重量フックと比較してフトコロ(F寸法)が大きくなっているんだ。
フトコロが大きいと大きなものでも引掛けることが出来るんで吊りやすくなるからね。
フックがコンパクトで強力になっているんで、小さなフックでも大きな重いものを吊る事が
出来ちゃう能力があるからね。
最後に、フックの廃棄基準についてだ。
Vフックの廃棄基準は明確で、セーフティラッチがフックの先端を乗り越えた時点で
廃棄ってことになるんだ。
フックの先を乗り越えるってことはフックが延びちゃっているってことなんだ。
延びて変形しちゃったフックは危険なんで使っちゃいけないし、セーフティラッチが
フックの先端を乗り越えているってことは、セーフティラッチが機能していないって
ことだしね。
これが、セーフティラッチ以外のVフックの特徴なんだ。
まさに、重量フックを進化させたフックがVフックってことなんだ。
まるで、マジンガーZがグレートマジンガーになったような感じだ。
グレートマジンガーは、兜剣造が15年かけてマジンガーZを超える”偉大な勇者”として
建造されたんだ。
グレートマジンガーは、マジンガーZを強化して発展させたタイプでボディを固める超合金も、
マジンガーZより高強度をほこり軽量化された材質になっているし、しかも独力で空も飛べる
ように背に収容可能な翼「スクランブルダッシュ」って機能も付いている優れものだ。
Vフックも、最高級グレードV級の材料を使って高強度で軽量化しているし新しい特徴が追加になって
さらに安全で使いやすくなったまさにグレートなフックってことなんだ。
来週はゴールデンウィークだからブログ更新は5月13日(月)にしようと思うんで
忘れずに見に来てくれよな。
君たち、新しい特徴が追加されたVフックを使ってくれよ。