歴史あるこのリング!!!
前回のブログで、リング(ring)やリンク(link)について
書いたんだけど、君たち分かってくれたかい。
ちょっと伝え忘れちゃったことがあるから
追記しちゃうよ。
リング(ring)は、丸かったよね。
だから吊り上げた際、リングにかかる負荷は
常に一定方向の荷重じゃないんだ。
つまり、丸いから毎回毎回吊る際の当たる場所が
変わっちゃうから長持ちするんだ。
また、リンク(link)は楕円形だったよね。
クレーンフック部に当たる部分と
スリングに当たる部分の上下がわかりやすいんだ。
また、クレーンフックの形状によっては、
楕円形の方がフックにかけやすいことがあるんだけどね。
そんなことで今回はリング(ring)について書くことにするよ。
まずは、強力リングについてなんだ。
リングと言えば、この強力リング
をさすほど、建築・土木の現場、工場などの現場で
長い間使用され、愛され続けている一般的な製品なんだ。
大洋製器工業が考え出した断面形状は、
同径の丸形状よりも断面積がふえ強度が増し
より安全に使っちゃえるんだ。
強力リングの材質は、特殊鋼を使用していて、
JIS B 8817適合品なんだけど、
寸法表をチェックしちゃいな。
使用荷重は、1t~14tまでのラインナップで、
全8種類から、吊りたい荷重に対して選んじゃってくれ。
あと、線径と内径寸法も気を付けてね。
ワイヤ加工の際にシンブルが入る寸法も
チェックしておいてくれよ。
この強力リングたちは、
安全率は5倍以上で強靭なんだけど
くれぐれも使用荷重内で使っちゃってね。
このリング(ring)ことがはわかっちゃったかい?
強力とリングで連想するのは、
エンゲージ(結婚)リングだよね。
固い絆で結ばれた2人が指輪を交換する儀式。
もし指輪交換の儀式の際に、
エンゲージリンク(link)だったら、なんか変だよね。
これじゃ、入らないよね。
よく指が浮腫んでて、式本番に指輪が入らない
という光景を目にしちゃうけど、
それ以前の問題で、これからの未来も不安だらけに
なっちゃって大変だよね。
だから君たちも、指輪を買うときには気をつけちゃってくれよ!
僕は、「4℃」というお店で指輪を買っちゃったんだけど、
そのお店のネーミングの由来が、
決して本質が変わることのない「水」のような存在でありたい。
水温4度というのは、氷の張った水の底で唯一魚が生息できる安らぎの温度・・・
らしい。
強力リングも本質が変わることのない存在でありたい。
君たち、これからも強力リングを使っちゃってくれよ!!!