現場ルールのおさらいシリーズ ~手で合図編③~
台風21号が日本に上陸したけど、君たちは大丈夫かい?
風や雨がすごいことになっているよね。
僕の家の近くでも、川が増水したり、
電車が止まって動かなくなったりして、
被害が出てきているんだ。
君たちも十分注意してくれよな。
さて、ここから本題に入るよ。
現場ルールのおさらいシリーズ、
手で合図編だけど、今回が最後だよ。
前回は難しいものが多かったけど、
今回は、わかりやすいものもあるから
君たち最後まで頑張ってくれよな。
前回のブログにも書いたから
君たちはもう「ジブ」の意味はわかっているよね。
そう、クレーンの腕の部分だったね。
ジブを伸縮したい場合は、「微動」のときと同じように
まずは、両手で間隔を表してから、こぶしを頭にのせるよ。
その後で、伸ばす場合は、親指を上に向けて
水平より斜め上方向に突きあげるんだ。
反対に、縮めたい場合は、親指を下に向けて、
水平より斜め下方向に突き下げるよ。
手を高く上げて停止の合図だよ。
ただし、微動の場合はそのまま指を握りしめて
グーの形にすることもあるよ。
現場でルールを決めて使ってくれよな。
停止よりも緊急性が高い「急停止」の合図だよ。
手の平を高く上げて、激しく左右に大きく振るよ。
動きから「止まれ!」っていう気持ちが伝わってくるよね。
これが最後のポーズだよ。
作業が完了したときは、敬礼の合図か
両手を頭の上で交差させるよ。
3週にわたって手での合図を紹介してきたけど
君たち確認できたかな?
紹介した合図は一般的なものだから、
それぞれの現場で少しずつ違った場合もあるよ。
現場で一緒に作業をする人たちと、もう一度
合図の確認をしてみるのもいいかもしれないね。
最後にこの合図はなんだかわかるかな?
「合図の紹介は今回で完了!」
からの「最後までお付き合いありがとう!」だよ。
僕の考えたオリジナルの合図、わかってくれたかな?
手での合図編は終了だけど、
来週も現場ルールのおさらいシリーズは続くから
楽しみにしていてくれよな。
君たち、今日も一日ご安全に!!