確認しないと慌てることになっちゃうよ!
君たち、4回にわたってリングの点検について
書いてきたけどわかってくれたかい?
もう一度復習しておこうと思う。
(1)変形していないか点検
(2)摩耗していないか点検
(3)亀裂・キズがないか点検
(4)腐食していないか点検
この4項目について紹介してきたね。
いずれも無視できない項目ばかりで
中にはわかりにくいこともあったよね。
あと大事なことを紹介するのを忘れていたけど、
それは耐用年数のことなんだ。
使用頻度を考慮しなきゃいけないけど、
使用期間は10年で廃棄してくれよ。
いつの頃の物かわからない・・・、
って思っちゃうけど、
大洋製器工業のリング・リンクには下の写真のように
ロット№を意味している刻印が打ってあるから
一度見てみるとわかるよ。
このロット№は、いつ製造したか
わかるように管理されているんだ。
例えて言うなら、結婚指輪の内側にあって
消したくない内容を刻印しているよね。
もし現場作業などで指輪をはずした時に
一度、内側の刻印を確認しちゃいなよ。
もし、刻印が2003・2004年だとしたら、もうすぐ10年目だから・・・。
・・・ダイヤモンド?(汗)
慌てる前に確認しておいた方が君たちのためだよ。
指輪の刻印みたいに大洋製器工業のリング・リンクも
確認できるようなシステムになっているよ。
もし、君たちが使っているリング・リンクが
いつ頃に製造したか知りたかったら言ってくれよ。
僕はいつでも君たちのそばにいるから。
今回でリングの点検については終わりにしようと思う。
実際に紹介したことを参考にしてくれたら嬉しいよ。
君たち、次回からは新たなステージに行くから、
期待しておいてくれよ。