★㊗300回記念★ ミスターTの部屋 ~シャックル編~
君たち、先週のブログでもチラッとお知らせをしていたけど、
今日は僕にとって特別な日なんだ。
実は今日でこのブログが300回を迎えたよ!
これもいつも読んでくれている君たちのおかげで続けてこれたよ。
本当にありがとう!
300回記念ということで、ブログのトップ画面がリニューアルしたんだ。
結構いい感じになって僕も気に入ってるよ。
これからもどんどん玉掛け作業について発信してくから、
君たち楽しみにしていてくれよな。
300回記念は、ミスターTの部屋ということで、
玉掛け作業の基本について、よく聞かれるお悩みをまとめて紹介していくよ。
5回シリーズで続けていくつもりだから、君たち楽しみにしていてくれよな。
今までにこのブログで出てきたことも、また紹介する場合もあるけど、
よく聞かれるし、大切なことだから何度も説明するね。
一回目の今日は、シャックルについて、よく聞かれるお悩みをまとめてみたよ。
① シャックルにも種類があってどれを選んだらいいのかわからない。
これはよく言われるよね。
確かに形も大きさも様々だし、メーカーもたくさんあって困っちゃうよね。
まず最初にスリングを何本使うか考えてみてくれよ。
1本の場合はストレート型、2本以上の場合はバウ型をオススメするよ。
次に、取り外しの頻度を考えてみるよ。
よく取り外しがある場合は捻込タイプ。取り外しが少ない場合はボルト・ナットタイプだよ。
最後に規格やサイズ、メッキの種類を考えるよ。
何トン吊れるものがいいとか、外で使うから生地のものよりもメッキがいいなとかね。
迷える君たちもこれでシャックル選びはマスターしたよね。
もっと詳しく知りたい人はここからチェックしてくみてくれよ。
② シャックルを購入したときにボルトナットタイプのシャックルには割ピンがついてくるけど、使う時も絶対に使わないといけないの?
割ピンって小さいし入れるのも結構めんどうだよね。
でも、割ピンは絶対に使うときも入れないといけないんだ。
割ピンはナットが緩んで抜け落ちないようにする役割を果たしているよ。
だから割ピンをしないでシャックルを使っていると、
ナットが緩んで、シャックルが外れてしまう可能性もあるんだ。
かなり危険だから、絶対に割ピンを付けて使ってくれよな。
何回も取り外し作業があって面倒っていう場合は、
捻込タイプのシャックルを使ってくれよ。
③ シャックルとシャックルを繫げても大丈夫?
シャックルは連結金具だから、2個のシャックルを繫げる場面も出てくるよね。
繫げることはいいんだけど、繫げ方に注意してくれよ。
これはシャックルのボルト側どうしを繫げているよ。
この吊り方は危険だからやめてくれよな。
どうしてダメなのかって?
シャックルのボルト側どうしを繫げると安定が悪くて、斜め吊りになる可能性があるよ。
斜め吊りになると、想定外の力がシャックルに加わって
設定している耐力をフルに発揮できず、破断する危険性があるんだ。
それに、斜め吊りになった瞬間に衝撃荷重がかかる場合もあって危険だよ。
シャックルとシャックルを繫げる場合は、こんなふうにクラウン部どうしを繋げてくれよな。
一度、ブログでもこのことは紹介しているからここからチェックしてくれよ。
実は、このシリーズの「ミスターTの部屋」っていう名前は、
お昼すぎに玉ねぎ頭の女性がやってる番組をイメージしてみたんだ。
君たち気づいてくれていたかな。
ルールル ルルル ルールル~♪でおなじみだよね。
このシリーズはまだまだ続くから、来週も楽しみにしていてくれよ。
君たち、今日も一日ご安全に!!