ソフトな繊維スリングでハードワークできちゃうよ!【こんなシーンで大活躍】
君たち、前回のブログでは、
ベクトランっていうスーパー繊維の特長について
(1)高強力
(2)寸法安定性
(3)低吸水性
この3つのことを書いていったよね。
そんな今回は、インカ ヘビーラウンドスリングを
使用するメリットについて書いていこうと思う。
まずは、何といってもベクトランの
使用によって、強力な繊維スリングが
できていることがわかったよね。
「繊維で物を吊る?」って思っちゃった君たち!
大洋製器工業でも実績は結構あるんだ。
例えば、発電所のタービン・ロケット・金型関係・建築現場など、
こんなところにも使われちゃったよ。
今までワイヤロープを使用してきたところでも
使ってくれてることが多いんだ。
ワイヤロープの加工で出てしまうヒゲや
断線による怪我、玉掛の際に手が滑った時の反発で
跳ね飛ばされ落下するなどの事故の心配もないよ。
柔らかい素材の製品だから、
ワイヤロープやチェーンとは違って、
重量物の表面や周辺機材に傷をつけないんだ。
ワイヤロープでは通しにくかった狭い場所の
玉掛けも自在に作業できちゃうよ。
ワイヤロープのようなノビがほとんどなくて、
軽量で、使用後もワイヤロープのような
クセがつかず取り扱いが非常に楽なんだ。
このスリングがどれくらい柔らかいか
くにゃくにゃして実験してみたんだ。
(写真は25t用インカ ヘビーラウンドスリング)
僕のマックスパワー1/10の力でやってみたけど、
すごく楽にできたよ。
『強さ』と『柔らかさ』、2つの性質を
併せ持っている点では、クモの糸がそうだよね。
僕は、顔にクモの糸が引っかかって
へばりついた糸がなかなか取れないこと
くらいしか記憶はないけどね・・・。
クモの糸も、そのしなやかさと丈夫さには
定評があるみたい。
クモの糸の強度には、糸がバネのように
伸び縮みできるギリギリの強度を調べると、
クモの体重の2倍もあるそうだ。
ちなみに、インカ ヘビーラウンドスリングは
安全率6倍以上だけどね。
超重量物を吊っちゃうことがあったり
このスリングが気になるって思ったら
一度、大洋製器工業の営業員に
相談してみてくれよ。