繊維スリングのタグで身元確認!
君たち、新年明けてもう1ヶ月がたったけど
早いもので今年も、もう残り11ケ月だね。
こんな一言を毎年1月が終わったころになると
君たちの周りに言っている人がいると思うけど、
周りの寒~い空気を読めない愉快な人だよね。
と、言っている僕が一番空気を読めないかも・・・。
くだらないことはこれくらいにしておいて、
今回も君たちのために知っててほしいことを
紹介しちゃうよ。
今回は、インカ ヘビーラウンドスリングの
最大使用荷重について書いていこうと思う。
ラインナップとして16tから63tまであるんだ。
製作範囲の長さは、16tと20tは22mまで
25tから63tは、16mまで製作可能だよ。
吊り上げ作業は吊り方、吊り角度によって
使用荷重が変化することは、何回も言ってきたよね
だから数値を確認して、安全な作業をしてくれよ。
その最大使用荷重がわかる表示タグについて
説明していくよ。
大洋製器工業の繊維スリングの中でも今まで紹介した
表示タグとはちょっと違って、ベクトランを使用している
インカ ヘビーラウンドスリングの表示タグは、
本体に下の写真のように取り付けられているんだ。
製品1本1本に取り付けられているよ。
こんなタグがついちゃっているよ。
インカ ヘビーラウンドスリングの表示タグには、
最大使用荷重の数値がラベルに表示されていて、
汚れても認識しやすいように刺繍で表示しているよ。
また、ロット№から製造年月がわかっちゃうし、
加工工場も特定できるんだ。
このようにタグをつけるものとしては
怪我とか入院しちゃったときにつける
医療用タグが当てはまるよね。
このタグが、医療機関において手術や医薬投与等を行う時に、
患者の取り違えミスや医療処置ミスを未然に防ぐ上で、
患者を個人特定することが重要だよね。
タグに記載している情報量には限りがあるから、
今ではICタグも使っているところもあるらしいよ。
繊維スリングでもタグが無かったら、
いったい何tまで吊れちゃうんだろう。
ってわからないままでは、
安全に使用できるとは言えないよね。
そんな意味を持つタグには
いろいろな要素が盛り込まれているから、
絶対に切ったりしないでくれよ。