吊り天秤の表示にご注意!
君たち、久しぶりだね。
お盆休みはゆっくり過ごせたかい?
まだまだ暑い日が続いているけど、
夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもあるから、
注意が必要だね。
僕は、休みの間も働いていたよ。
大洋製器工業の工場へちょっとした
特殊任務があったから行ってきたんだ。
その様子は、また紹介するよ。
1週間、空いちゃったから
以前のブログで復習しておいてくれ!
前回までのブログでは、吊り天秤について
あれこれ書いてきたけど、
少しでも君たちのためになれば僕はうれしいよ。
今回も、吊り天秤について説明していくけど
「まずはここに注目してほしい!」
という内容について書いていこうと思う。
吊り天秤で君たちに注目してほしいところは
使用荷重の表示(刻印)のことなんだ。
上の写真は、WLL1tonってなっていると思うけど、
そのWLLについて説明するよ。
Working Load Limitの頭文字をとって
使用荷重の事を【WLL】と呼んでいるんだ。
以前にも紹介したことあるけど、
つまり、使用荷重1tの吊り天秤ってことなんだ。
君たちは、確認したことがあるかい?
君たちが現在使用している吊り天秤は
使用荷重が何tonなのかを確認しちゃいなよ。
もし都会のど真ん中にある入口が低い立体駐車場に
駐車しないといけなくなったとする。
高さ表示がなかったら、君たちは進むかい?
表示があって安全がわかるから
進もうとしていると思う。
表示のない玉掛け用具で、安全な玉掛け作業が
できるかどうかは、今までこのブログを
読んでくれた君たちなら、
良し悪しの判断はできちゃうよね。
君たち、天秤についてわかってくれたかな。
吊り天秤は、君たちからの要求に基づいて
設計や製作する場合が多いから、
形状は用途ごとで相談してくれよ。
この男が相談にのっちゃうからね。