シャックル本体とピンのあいだには、迷子にならない理由がある

君たち、いつも見に来てくれて感謝してるよ。
 
10月を神無月(かんなづき)というよね。
 
島根県の出雲大社に全国の神様が集まることで、
諸国に神様がいなくなっちゃうことから
「神の無い月」と言われていることは知っているよね。
 
でも、神様が集まる出雲では10月を
「神在月(かみありづき)」と呼ぶようになったそうだよ。
 
出雲大社は、縁結びの神・福の神として知られていて、
日本最古の歴史書といわれる「古事記」に、
その創建が記されているほどの歴史ある古社なんだ。
 
 
近年では、パワースポットとしても注目されているから
君たちも行ったことがある人もいるんじゃないかい。
 
じゃあ、今回も書いていくよ。
 
前回、脱落防止シャックルのマジックを
見せちゃったけど、今回はもう1つの特長である
紛失しないってことについて紹介しようと思う。
 
君たちが、玉掛け作業をする際に、
こんな経験をしたことがあるんじゃないかい?
 
玉掛け作業時にシャックルで吊りピースとスリングを
連結しようとしたが、本体はあるけれども
ピンをどこかに紛失してしまった。
 
その際に、玉掛け用具の置き場にあった
同じネジ径のシャックルピンを使用したことで
本体とピンの使用荷重があわずに
そのまま使用していたら事故につながっちゃうよね。
 
そんなことを防ぐための構造にもなっているんだ。
 
脱落防止1_20141014.png
 
種類としては1.5t用しかないけど、質量が2tで
吊り角度60度で2本吊りする場合なら
もってこいの仕様になっているよ。
 
構造面でもピンが本体に入り込むから、
シャックル本体の有効口幅はJIS SC-16と同じなんだ。
 
JISシャックルの本体サイズで製作しているのは
大洋製器工業だけだよ。
 
君たちは、12mmの玉掛ワイヤロープなら、
シャックル SC-16を使用していると思けど、
今までとサイズや使用荷重の変更がなく
使用することができちゃうよ。
 
 
上の写真のように、シャックルの本体とピン
が一体となっているから、シャックルのピンが
迷子になることがないんだ。
 
目の前の玉掛け作業ができなくなっちゃったら、
君たちも困っちゃうよね。
 
 
童謡の歌に迷子になっちゃった動物の歌があったよね。
まいごのまいごのこねこちゃんあなたのおうちはどこですか
 
絵_20141014.png
 
この歌のタイトルわかったかい。
 
そう、「迷子の子猫ちゃん」と言いたいところだが、
君たち、勘違いしちゃっているよ。
 
正解は⇒⇒⇒こちら
 
シャックルのピンが迷子にならず、
探さなくて済むのが脱落防止シャックルなんだ。
 
次回は、玉掛け作業で実際に試してもらいたい
ちょっとした小ネタを出しちゃうから
楽しみに待っててくれよ!
 
 
 
吊り具ブログ「吊るのひと声!」
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シャックル犬の放浪記
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D.C.吊る~んFBページ
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