玉掛け作業で強靭な機能性を発揮するフックは、人気も壊れない
君たち、元気にしていたかい?
1901年11月27日に、ノーベル賞の
第一回の授賞式が行われたんだ。
これを記念して、11月27日は
ノーベル賞制定記念日になっているよ。
1901(明治34)年のこの日に、
ノーベル賞の第1回授賞式があって、
5名が受賞したんだ。
ノーベル賞はスウェーデンの科学者で
ダイナマイトの発明家として知られる
アルフレッド・ノーベルの遺言により
創設されることになったらしいよ。
現在、授賞式は毎年ノーベルの命日の
12月10日に、平和賞はオスロで、
ほかの賞はストックホルムで開催されるんだ。
今年は、日本人で物理学賞を3名の方が頂けたよね。
赤崎 勇 終身教授、中村 修二 教授、天野 浩 教授
もし玉掛け賞があったら僕が頂けるはずなのにね。
そうだ、新設しちゃえばいいんだ(笑)
じゃあ、今回も書いていこうと思う。
前回のブログは、展示会で君たちの
一番興味を示してくれた製品だったのが
「スリングセットだよ」という話をしたよね。
また、君たちから「困っている」と、
一番よく質問を受けた製品が
フックだったんだけど、そのやり取りを紹介するよ。
君たち「フックのハズレ止め金具がよく壊れて取り替えるのが手間なんだ」
ミスターT「そのような悩みって一番多いんだ」
君たち「ハズレ止め金具が壊れないフックはないかな?」
ミスターT「ない。でもハズレ止め金具が壊れる一番の原因でもある
横衝撃にも強いフックならあるよ」
これだ。
君たちの中にはこのフックをVフックということを
知っている人もいると思うけど、まだまだ知らない人も
多いみたいなんだ。
だから、もう一回紹介することにするよ。
ハズレ止め金具は、ヨーロッパの統一規格である
EN規格のEN1677-2に適合しているんだ。
EN規格とは
欧州30か国で構成されるCEN(欧州標準化委員会)や
CENELEC(欧州電気標準化委員会)、ETSI(欧州通信規格協会)が発行する、
欧州の統一規格です。
そのEN1667-2規格では、「横荷重及び内側からの荷重は
300kgまたはフックの使用荷重の10%」って言うのがあって
セーフティーラッチはそれに適合しているんだ。
棒でぐいぐい押されても、衝撃に耐え続けている
強靭なフックがVフックなんだ。
衝撃に強いといえば、某時計メーカーが1983年に発売し
31年間も人気であり続けるあの時計がそうだよね。
この時計の色あせることない人気の秘密は、
強靭さと機能性を徹底的に追求した
開発者の職人魂にあると思う。
だから、その人気も壊れることがないんだよね。
Vフックは、君たちの声を形にしていった
フックだから、これからも人気であり続けたいんだ。
大洋製器工業は、これからも君たちの声に耳を傾け、
形にしていった製品を、世に送り続けていっちゃうから。
次回のブログ更新は12月1日になるんだけど、
今年を締めくくる月としてスリングの中でも一番使われている
ワイヤロープについて書いていく月間にしていこうと思う。
次回も楽しみに待っててくれよ。