玉掛け作業の時に、どちらの玉掛索を選択しようか迷っちゃうよね

君たち、今年もあと半月になっちゃったね。

今週木曜日の12月18日は、何の記念日か知っているかい?

『東京駅の完成記念日』

1914(大正3)年のこの日、東京駅の完成式が行われたんだ。

日本を象徴する駅舎として1908年から建築工事が行われ、
6年半かけて完成したんだ。

建設当時の東京駅の位置は、江戸時代からの
繁華街である京橋側ではなくて、建設当時はまだ野原だった
丸の内側に建設されていたそうだ。

丸の内側中央の玄関は皇室専用とされていて、
規模は小さいもけれども、
細かい装飾が各所に施されていたらしいよ。

南北にそれぞれドーム状の屋根があって、
当時は丸の内南口が乗車口、丸の内北口が降車口と
わけて使用されていたらしいよ。

この時代の玉掛け用具はどんなものが使われていたんだろうね。

じゃあ、今回もワイヤロープ月間の第三弾として
あれこれ書いていくよ。

今回書いていこうと思う内容は、
アイスプライスと圧縮止めの選び方だ。

どんな場面で、どちらの加工をした玉掛索を
選択すればいいか事例を教えちゃうよ。

まずは圧縮止めからだ。

シンブルをアイの部分に組込みたい場合には、
この加工方法がおすすめだよ。

アイスプライスで加工するより、
圧縮止めの方が加工するときに
管の部分でよく締まるから
シンブルを固定しやすいんだ。

玉掛け作業の際にシンブルが抜けてしまっては
せっかくの補強金物が台無しだよね。

あと、納期が短い場合にはこの加工方法だと
対応しやすくなるよ。

一方で、アイスプライスを使用するのは、
狭い場所にワイヤロープを通して
玉掛け作業をしないといけない場合だ。

圧縮止めで玉掛け作業をする際に、管が邪魔になって
隙間にワイヤロープが通らず引っかかってしまう
ことがあるんだ。

反対に、ワイヤロープを引き抜こうとして
引っかかった時に強く引っ張ると
荷がくずれてきたりする恐れがあるよ。

圧縮止めは、海で使用するとアルミが溶解してロープが
抜けてしまうから絶対に使用しないでくれよ。
前回のブログで書いたよね。
だから、海で使いたい場合は、
アイスプライスでメッキ品を
使用してくれたら問題ないよ。
君たちの中に、ゴルフをやっている人もいると思う。
その際、グリーンエッジに来てわざわざドライバーを
選択する人は普通いないよね。
絵_20141215.png

もしそんな人がいたら罰ゲームとしか思えないよね。

一部の人で、もしかしたら好んで選択している人も
いるかもしれないけど・・・。

アイスプライスと圧縮止めの選択では
使用する人の好みで選択されていることもあると思う。

今日書いてきた内容をわかった上で
玉掛け作業をしてほしい。

次回は、今年最後のブログになるから
君たち必ず見に来てくれよ。

吊り具ブログ「吊るのひと声!」
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