~番外編~ この季節がやってきた!全国安全週間!
君、先週のワールドカップの試合を見ていたかい?
日本代表はポーランドとの試合に負けてしまったけど、
フェアプレーポイントで決勝トーナメントに出られることになったね。
僕もテレビの前でずっと応援していたよ。
何度も決まりそうなシュートがいっぱいあって
ゴールキーパーの川島選手もいつも以上に気持ちの入ったスーパーセーブをしていたから
見ているこっちも力が入ってしまったよね。
試合には負けてしまったけど、
2大会ぶりの決勝トーナメント進出だから僕も今からワクワクしているよ。
次の試合は明日の夜中にベルギーと対戦するね。
君一緒に日本代表を応援しようよ!
さて、ここから本題に入るよ。
君昨日7月1日から全国安全週間が始まったよ。
え?全国安全週間って何かって?
簡単に言うと、労働災害を防ぐために厚生労働省が実施している取り組みのことだよ。
期間は7月1日から7月7日までの一週間だよ。
昭和3年から始まって、今年で91回目なんだって。
かなり昔から安全な職場を作ろうっていう動きがあったってことがわかるよね。
労働災害自体は長期的に見ると減ってきているよ。
でも、去年の平成29年の数字を見ると死亡災害が、前年の平成28年よりプラス5.4%、休業4日以上の死傷災害はプラス2.2%と前年より上がってしまっているんだ。
最近は労働者が増えて、高齢の人でも働き続けられる仕組みになってきているよね。
他にも過労死やメンタルヘルス不調の対策なんかも受けて、
2018年の4月から第13次労働災害防止計画が始まっているよ。
これは労働災害を減らすために国が力を入れて取り組むことを決めた計画なんだ。
2018年4月から2023年3月までの5年間だから
ちょうど今もこの期間に入っているよ。
今年こそは労働災害を減らして安全な職場を作っていきたいところだよね。
この機会に君も、日頃から行っている玉掛け作業が
危険じゃないか見直してみるのも良いかもしれないね。
前にもクイズ形式で、玉掛け作業中に起こる危険な事例をあげているから
まわりの人たちと一緒にここからチェックしてみてくれよ。
ちなみに今年の全国安全週間のスローガンは
「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」
なんだって。
職場の安全は人に任せるのではなくて
自分たちで新しい事を考えて取り組んでいこうよっていう意味だよね。
実は僕の職場でも、安全な職場を作るために皆で色々と改善をしているんだ。
例えば、災害が起きた時に避難経路が無かったから自分たちで考えて作ってみたよ。
まさにスローガンどおり創意と工夫で安全管理だよね。
他にも建物の中で、暗い場所に段差があって
つまずいてしまう人がいたから、そこに色付きのシールを貼って
注意を促す工夫をしたりしているよ。
小さなことだけど、労働災害を防ぐ一つの取り組みだよね。
まあ僕の場合は、段差の存在に気付いても、
思っている以上に足が上がらなくてつまずいているんだけどね。
この場合は自分の体重の改善をしていかないといけないね。
いつかはクリスティアーノ・ロナウドみたいな体になっていたらいいな。
え?僕のつまんなさが半端ないって?
気を取り直して、この機会に君も日頃の玉掛け作業を
今一度見直してみるのもいいかもしれないね。
君、今日も一日ご安全に!!