のっぺらぼうのシャックルを使って良いと誰が言ったんだ!
君たち、安全に吊っちゃっているかい。
Facebookでも速報を出しちゃったけど、
先週のブログ閲覧数が過去最高だったんだ。
いつも見に来てくれている君たちには
感謝しているよ。
今週の4月24日は、日本ダービー記念日といって
1932年に、目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が
開催された記念日なんだ。
ちなみに、優勝したのは1番人気のワカタカだったそうだ。
ダービーは、第12代ダービー卿が始めた、
ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを
決めるレースの事で、イギリス競馬界最高の行事だったんだ。
サラブレッドの血統を父型の方でさかのぼってみると、
たった3頭の種牡馬に行きつくそうなんだ。
三代始祖と言われるその3頭とは、
競馬が好きな方は、血統関係を調べてみると、
またちがった楽しさが見えてくるかもしれないよね。
今年の日本ダービーは、5月31日(日)の 15:40発走だよ。
東京10R/芝2400m/(国際)牡・牝(指)
今年はどんなドラマが生まれるのか楽しみだね。
さて、前回まで5回にわたってワイヤロープの
点検方法や廃棄基準について書いてきたけど、
君たち、わかってくれたかい?
もう一度、復習がしたい君たちのために
こちらで確認してくれよ。
この間、ある特殊任務で君たちの玉掛け作業現場で
玉掛け用具の講習会を行ったんだ。
その講習会の中で、使用荷重の刻印について
説明していた時に、こんな質問を受けたよ。
「使用荷重」=「Working Load Limit」=「WLL」
『使用荷重(WLL)の刻印がないシャックルは使用してはいけないのか?』
玉掛け用具というテーマで君たちと意見交換をして、
君たちが、安全な玉掛け作業について真剣に考えているんだなぁと
感じた瞬間でもあったから、うれしくなっちゃったんだ。
以前にも刻印について紹介したんだけど、
もう一回このことについて書いていこうと思う。
シャックルって連結金物だったよね。
玉掛け作業をする際に、
何かと何かを繋ぐための玉掛け用具だ。
吊り荷が存在するってことは、
質量がどのくらいか必要だよね。
質量があるってことは、
使用荷重がわかる玉掛け用具が
必要ってことじゃないかい?
シャックルにはJISがあって、
JIS B 2801の中に表示方法について
下記のことが記載されていること知っているよね。
この4点をシャックルの性能を損なわないように
表示しなければならないと記載されているんだ。
刻印があることで何tまで使用できるってことが
わかっちゃうんだよね。
だから刻印がないシャックルは、何tまで使えるか
わからないから安全に使用できないんだ。
そんなのっぺらぼうのシャックルを使っていると
怖いことが起こっちゃうよ。
のっぺらぼうは、外見は普通の人間だけど、
顔には目も鼻も口もない日本の妖怪で
人間じゃないってことだよね。
のっぺらぼうのシャックルは、
JIS規格外になっちゃうってことだから、
おぼえておいてくれよ。
君たち、玉掛け作業に使用するシャックルの刻印は、
大切なんだってことがわかってくれたかい。
次回も楽しみに待っててくれよ。
アンケート→こちら
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