ベルトラッシングの注意点は取扱説明書に書いてあるよ

今回紹介する「今日は何の日」は、
6月26日にちなんだ日だよ。

岡山県にある湯原温泉が、利用者への感謝の意を示すとともに、
若者達のアイデアによる「町づくり事業」として
6月26日を6・26「6(ろ)・(てん)2(ふ)6(ろ)」
露天風呂の日として1987年に制定したらしいよ。

 

朝6時26分のお湯とりの儀式で始まり、
お茶席等が厳かな雰囲気の中で催された後は
一転してにぎやかになるこのイベントは、
地域興しイベントとしても全国的に有名で
カレンダーにも記載されるようになったそうだ。

 

当日は、旅館やホテルの内湯が無料解放され、
飲食店、土産物店まで参加しての
遊び心満点のユニークなイベントらしい。

 

機会があれば、僕も行ってみたいよ。

 

 

さて、前回のブログでも書いた通り
今回がベルトラッシングの最終回だよ。

 

今回は、ベルトラッシングの固縛方法
について紹介しようと思う。

 

本題へ入る前にちょっと確認したいけど、
ベルトラッシングの固縛方法は、

君たち、わかっているかな?

 

わかっている君たち、
わからなかった君たち、
安全に関わる話だから、
しっかり読み込んでくれよ。

 

下の図を見てくれ。

積荷へベルトラッシングを固縛する際に
必ず、ここはチェックしてくれよ。

 

端末金具とベルトの引っ張り方向を
常にまっすぐに取り付けてほしい。

もし、斜めに取り付けてしまうと、
強度が著しく落ちるおそれがあるよ。

 

斜めの取り付けは、トラックの振動で
微動だけども前後に動いてしまうから
せっかく締め付けたベルトラッシングも
輸送中に緩んでしまうおそれがあるんだ。

 

だから、装着後の確認をしっかり行うことで
無事故に繋がることがわかるよね。

 

また、大きな積み荷を固縛する場合、
1本のベルトラッシングで固定すると、
輸送中の振動で、積荷がズレてしまう
おそれがあるから、その場合は
複数のベルトラッシングで固定してくれよ。

 

 

上の図を見ればわかると思うけど、
摩耗のおそれがある積荷や、
角張った積荷を固縛する場合は
破断荷重が低下しちゃうから
必ずコーナーパットを使用してくれよ。

 

機械オンチな人が陥りやすいことで
電気屋さんの店員によく聞くことを考えてみたんだ。

一番多い内容は、配線方法について
聞いているんじゃないかい?

絵_20150622.png

間違った配線方法をしてしまうと、
使用できないことはもちろん、
火災事故などに繋がってしまうよね。

 

ベルトラッシングだって、購入時には
使用方法などが記載されている取扱説明書が
同梱されていると思う。

 

今からでも遅くない!!!
TAIYOのHPでも確認することができるから
しっかりチェックしてくれよ。