君たち今年の夏の甲子園は見ていたかい?
大会入場者が初めて100万人を超えたり、初のタイブレーク制を取り入れたりと
今年は話題が尽きない大会だったね。
記念すべき100代目の王者は大阪桐蔭。
春夏連覇を2回達成したのは史上初なんだってね。本当におめでとう。
準優勝の金足農業もピッチャーの吉田投手をはじめ、全員で一生懸命にプレーする姿が印象的だったよね。
決勝試合で反りかえりながら歌う校歌が聞けなかったのは残念だけど
見ている僕たちに勇気や希望を与えてくれたね。
選手の皆、感動をありがとう。そしてお疲れ様。
さて、ここから本題に入るよ。
君たちの職場では安全パトロールを行っているかい?
もちろんしっかりやっているよっていう人や、安全パトロールって何?っていう人もいるかもしれないね。
安全パトロールは職場での労働災害を未然に防いで、安全な職場づくりをしていくということと、会社の安全第一の取り組みに真剣に取り組むという二つの意味合いがあるんだ。
危険と隣り合わせで行う玉掛け作業の現場ではしっかり行わないといけないよね。
パトロールを行う人は安全衛生委員や管理監督者、その会社のトップの人なんかだよ。
毎日一緒に仕事をしている人とは違うから、パトロールを受ける側も緊張しちゃうよね。
でもそこがポイントなんだ。
いつも同じところを自分たちだけでチェックしていても、ついマンネリ化してしまっている場合もあるんじゃないかな?
だから第三者がしっかりと見ることで、危険なポイントを指摘してもらうんだ。
パトロールを行う人は事前に作ったチェックシートを持って行くよ。
服装はその現場の模範でないといけないから、例えばヘルメットや安全帯など現場で働く人たちが着用しているのならパトロールをする人もしっかりと着用してくれよ。
パトロールを行う人が「ちょっとくらいいいや」っていう気持ちでいると、やる意味がないからね。
チェックリストに載っているところで、改善しないといけないところは写真を撮ってチェックして、後でフィードバックするよ。
もちろん、チェックリストに載っていないところで改善が必要なところも指摘しないといけないよ。
解決策も全部教えるんじゃなくて、その現場で働く人たちが自分たちで良い方法を考えられるように指導することが必要なんだ。
悪いところばっかり指摘するんじゃなくて
もちろん良かったポイントもフィードバックしていくよ。
安全パトロールで大切なことは、悪い点を指摘することじゃなくて、安全な職場を作っていくように促すことだからね。
安全パトロールを実施する頻度は職場によって違ってくるよ。
多いところでは1日に1回行っているところもあるみたいだね。
自分たちで考えて必要だと思う頻度で行ってくれよ。
ここから安全パトロールのポイントのチェックできるから
君たちも一度見てみてくれよ。
出典:厚生労働省ホームページ
今日は安全パトロールについて説明してきたよ。
君たちわかってくれたかな?
パトロールで思い出したんだけど
僕はよくパトロールしている警察の人に呼び止められるんだ。
いわゆる職務質問ってやつだね。
何も悪いことはしていないからビックリしているんだけど
きっとこの覆面が怪しいと思われるんだろうね。
そろそろ素顔を出したらどうかって?
いやいや僕の顔は君たちが思っている以上にイケメンだから簡単には見せられないよ。
・・・・・。
え?ここで面白いことを言えないから恥ずかしくて顔を隠しているんじゃないかって?
君たちなかなか痛いところをついてくるよね。
安全パトロールは大変だと思われるかもしれないけれど、やることが大切だからね。
自分たちの働く職場は自分たちでしっかりと安全を守っていこうね。
君たち、今日も一日ご安全に!!