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君たち、玉掛け作業をする前に
シャックルの点検はしているかい。

冷たいものがおいしい日が続くけど、
食べ過ぎておなか壊してないかい。

7月25日は、「かき氷の日」だけど、
日本かき氷協会が制定した記念日らしいよ。

1933年7月25日に日本最高気温を記録した
（山形市で40.8度を記録）ことで、
かき氷の別名＝「夏氷な（7）つ（2）ご（5）おり」の
ごろ合わせにちなんでいるんだ。

ちなみに日本最高気温は、2013年8月12日に更新され、
高知県江川崎の41.0度が最高記録となっていることは
知っていたかい。

今回のブログは、君たちからのお問い合わせの
内容について書いていこうと思う。

どんな内容だったかというと、
「○○用に御社のシャックルが使われており、
刻印が【TAIYO】【SWL32T】と読めます。
予備のシャックルを購入したく、現行の型番をご教授願います。」
という質問を受けたんだ。

このような内容は、電話でもよく聞かれることが
多いから、どこを調べればいいか教えちゃうよ。

まずは、シャックルの種類からだ。

ここは押さえておいてほしい。

シャックルには、ストレートタイプとバウタイプの
2タイプがあって、それぞれ捻込み・ボルトナットがあるよ。

続いてシャックルの刻印について説明しちゃうよ。

JISには、①～④までの表記が必要と書かれているんだ。
その中で伝えてほしいのは③だ。
もし②がわかるといつ頃製造したかわかるよ。

補足だけど、質問内容にあった使用荷重の刻印に関しては、
以前は「SWL」で表記していたんだけど、
現在は「WLL」で表記しているんだ。

あとは、寸法について説明するよ。

ストレート型ならL1・tかd・d3の寸法で
バウ型ならL・tかd・d3の寸法を教えてくれ。

最後に、表面処理について教えてくれたら完璧だよ。

覚えておくと便利なことっていろんなことがあるけど、
パソコンのショートカットキーなんかもそうだと思う。

頭の中で覚えておくことも大事だけど、
どこかに書き留めておいて、いつでも見えるところに
置いておくことも大切だよね。

シャックルを特定したいときには、
今回のブログで紹介したことを思いだしてくれよ。

次回も楽しみに待っててくれよ。

吊り具ブログ「吊るのひと声！」

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シャックル犬の放浪記