シャックルの向きを気にしないなんて言わないよ 絶対!
君たち、玉掛け作業をする前に
フックの点検はしているかい。
今回紹介する今日は何の日は、
最近では、あまり使用されなくなっちゃった
公衆電話について紹介するよ。
9月11日は「公衆電話の日」といって、
1900年(明治33)9月11日に日本で初めて
公衆電話が設置されたのを記念する日なんだ。
当時の料金は、1通話5分で15銭となっていて、
そば一杯が2銭の時代であったらしいから、
今なら3,000円くらいの感覚になると思う。
だから、非常に高価なメディアであったんだね。
君たちも、たまには公衆電話を
使ってみるのもいいかもしれないよ。
僕は使わないけどね(笑)
さて、前回のブログでは、
シャックルの磨耗(マモー)と変形について書いたけど、
わかってくれたかい。
マモーがわからなかったら、
前回のブログを確認しちゃいなよ。
今回紹介する内容は、
シャックルの向きを気にしたことがあるかい?
ってことを書いていこうと思う。
まずは、下の絵を見てくれ。
シャックルのボルトどうしで連結しちゃうと、
玉掛け作業をしている途中に、
下の絵のようになっちゃう可能性があるんだ。
ボルトどうしの連結では安定が悪く、
シャックルが斜め吊りになることで、
衝撃荷重が働いてしまい、破損の原因になっちゃうんだ。
地切りした後に斜め吊りになってしまうと、
リーチ(全長)が変わってしまうことになるから、
吊り荷のバランスも悪くなってしまうよね。
だから、上の絵のように、
シャックルとシャックルを連結するときは、
クラウン部(本体R部)で連結しなくちゃ
安全作業ができないってことなんだ。
ところで、向きが気になると言えば、
これからの時期にやってくる
台風なんかもそうだよね。
僕は、台風が発生して近づいてくると、
進行方向が気になっちゃって、
天気予報を見入ってしまう。
だから、玉掛け作業の時でも、
取り付けたシャックルの向きが
気になっちゃうんだ。
君たち、シャックルの向きを気にしないなんて
絶対言わないでくれ。
今日も一日、ご安全に!!!
吊り具ブログ「吊るのひと声!」
アンケート→こちら
大洋製器工業の個人情報保護方針は、「プライバシーポリシー」を見てくれよ。
シャックル犬オーティーのツイッター
大洋製器工業株式会社のツイッター