吊り天秤でストレート勝ち
君たち、玉掛け作業をする前に
天秤の点検はしているかい。
今回の「今日は何の日」は、9月15日に関する話だけど、
元来、この日は「敬老の日」だったよね。
関西厚焼工業組合が、この日を「大阪寿司の日」と
制定したんだ。
由来は、生ものを使用しない大阪寿司は、
お年寄りにも安心安全最適な食べ物として
親しまれていることから、この日を記念日としたそうだよ。
大阪寿司とは、江戸前寿司(にぎり寿司・早ずし)に対して、
押しずしのことを指しているんだって。
大阪寿司は箱寿司(押し寿司)、
酢締めの押し寿司バッテラを表していたんだ。
でも、その後には、ばら寿司(五目寿司)、
巻き寿司等も含まれるようになり、
にぎり寿司以外を指す言葉となっていったそうだよ。
さて、前回のおさらいをしようと思うけど、
シャックルの向きを気にしていない君たちに
警告をした内容だったよね。
今回は、シャックルの向きで
斜め吊りをすると、どうなるのかを
説明しようと思う。
斜め吊りってどんな感じかというと
上の絵のように、シャックルに対して
斜め方向に荷重が加わると、
どうなるのかを紹介するよ。
JIS2801-1996では、下の表のような
記載があるんだ。
【JISより抜粋】
BB・SBのシャックルについて、
斜めの吊り角度をつけて使用する場合には、
引張り角度に応じて、図に示す減少率によって、
使用荷重を減少させて使用することができる。
と、書いてあるけれども、
僕は、この使用方法はお勧めできないね。
シャックルは、必ず荷重が縦方向に
加わるようにしてほしいんだ。
なぜなら、シャックルは縦方向に
荷重をかけるように設計しているからね。
横荷重を加えると本体とボルトにキズが生じ、
破損の原因になっちゃうよ。
だから、このような玉掛け作業の場合は、
天秤を使用してまっすぐ吊り上げる事が必要なんだ。
天秤のことはこちらでも紹介しているから
一度見てくれよ。
吊り天秤おすすめガイド
まっすぐといえばストレートのことだよね。
すごいストレートで勝利を勝ち取っている
あのプロ野球選手が思い浮かぶよね。
あの投手は、ものすごいストレートで
ガンガン勝ちまくっちゃってるよね。
玉掛け作業は、角度がついてしまうよりも
まっすぐ吊ることが大切なんだ。
斜め吊りしたシャックルがどうなったかは、
次回のブログで写真を紹介しようと思う。
来週は、シルバーウィークでお休みだろうから、
次回のブロク更新は、9月28日にするよ。
じゃあ、僕は今から特殊任務に行ってくる
次回以降のブログに紹介していくから
期待してくれ。
今日も1日ご安全に!!!
吊り具ブログ「吊るのひと声!」
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