9月30日は「クレーンの日」
秋分の日も終わって秋も深まってきたね。
よくスポーツの秋、芸術の秋、読書の秋とか言われるけど君たちは何の秋かな?
僕は聞かれなくても食欲の秋だよ。
お米も魚も果物もなんでもおいしいから、毎年食欲が止まらなくなって困っているんだ。
どうして秋になったらこんなにも食欲が湧くのか君たち知っているかい?
色々な説があるみたいだけど、人間の食欲を抑える働きがあるセロトニンが減ってしまうからなんだって。
このセロトニン、夏から秋にかけて日照時間が少なくなっていくと共に減ってしまうんだ。
だから秋になると食欲も旺盛になってしまうんだろうね。
え?僕の場合は食欲の秋とか関係なく、一年中食べ続けているんじゃないかって?
まあ、君たちそう言わずに平成最後の食欲の秋を一緒に楽しもうじゃないか。
さて、ここから本題に入るよ。
君たち来週の9月30日はクレーンの日だって知っていたかな?
このクレーンの日は昭和55年に設定されて今回で39回目になるよ。
クレーンに関わる人たちが、災害防止の大切さについて再確認する日なんだ。
厚生労働省によると平成29年の動力クレーン等の事故での死傷者数は1647人と、前年の1672人から減っているよ。
死亡者数も56人から41人に減っているんだ。
動力クレーン等の事故の数が全体的に減ってきているのはいいことだけど、まだまだ無くならないのが現実だよね。
この日をきっかけに、一緒に働く人たちと危険について話し合ったり、勉強会をして
少しでも事故を減らすように意識してみてくれよ。
具体的には、クレーンの設計や製造にあたっての安全性の確保、適正な作業方法の確立、
点検・整備の励行などを行っていくよ。
クレーンの知識や点検だけじゃなくて、玉掛け作業も一緒におさらいすることをオススメするよ。
質量目測や玉掛け用具の選定を間違ったりすると、どれだけしっかりとクレーンの操作ができていても事故が起こってしまうからね。
ちなみに今回のスローガンは
「荷姿ヨシ 立ち位置ヨシ 声かけ合って クレーン安全」
だよ。
荷姿や立ち位置を確認したり、一緒に作業をする人たちに声をかけるのは、まさに玉掛け技能講習でも習ったことだよね。
クレーンだけじゃ荷物は運べないから、その先の作業でもある玉掛け作業のチェックも大切だよ。
今回はクレーンの日について説明してきたよ。
重たい荷物も動かせるクレーンだけど、使い方を一つ間違えると大きな事故に繋がってしまうからね。
あと、こっちのクレーンも使い方を間違えると痛手を負うよ。
きっと普通に買ったら500円もしない小さなぬいぐるみが2000円、3000円したりするからね。
まあ、クレーンゲームがヘタってことが問題なんだけどね。
毎日クレーンに乗ったり、玉掛け作業をしているよっていう君たちも
9月30日のクレーンの日には、今一度作業の見直しをしてみてくれよな。
君たち、今日も一日ご安全に!!