11月に入って本格的に寒くなってきたね。
君たちは体調を崩したりしていないかい?
僕の職場では少しずつ風邪が流行ってきているんだ。
君たちの周りは大丈夫かな?
僕は今年の1月にインフルエンザにかかってしまって
このブログも1回休ませてもらったから、気を付けようと思ってるんだ。
この冬もインフルエンザにかかってしまったら君たち笑ってくれよな。
さて、ここから本題に入るよ。
こないだ散歩をしていたら油圧ショベルで玉掛け作業をしている現場を見つけたんだ。
え?油圧ショベルで玉掛け作業をして大丈夫なの?
って思った君たちもいるかもしれないね。
そんな君たちのためにも、今回は2回に分けて油圧ショベルでの玉掛けについて説明をしていこうと思うよ。
まず君たち、油圧ショベルってイメージできるかい?
バックホーとかショベルカーって言うとわかるよね。
穴を掘ったりするときに使う掘削機のことだよ。
現場で作業をしていくなかで、油圧ショベルで穴を掘って、その後移動式クレーンを持ってきて吊り作業をするのは大変だったんだろうね。
そのまま油圧ショベルに適当な吊り金具を付けて、クレーンの代わりに使ってしまっていることがあったみたいだんだ。
その結果、現場での事故も多くなってしまったんだよ。
そこでクレーン機能を持った油圧ショベルが登場して多くの現場で使われるようになったんだ。
これを受けて、平成12年に労働省(現厚生労働省)労働基準局安全衛生部から事務連絡として「クレーン機能を備えた車両系建設機械の取り扱いについて」というのが示されたんだよ。
この内容を要約すると、クレーン機能を備えた車両系建設機械は、正式に移動式クレーンとして使うことが認められたんだ。
これでクレーン機能を持った油圧ショベルなんかも正式に玉掛け作業ができることになったんだよ。
ここでいきなりだけどクイズだよ!
クレーン機能を持った油圧ショベルで玉掛け作業をする場合、玉掛け作業の資格はいるかな?
君たちには簡単なクイズだったかもしれないね。
答えはもちろん、玉掛け作業の資格も必要だよ。
クレーンの資格だけじゃなくて、ちゃんと玉掛け作業の資格もいるから気を付けてくれよな。
こういった油圧ショベルなんかの重機って子供の頃すごく憧れたよね。
こないだたまたまおもちゃ売り場に行ったとき、小さな男の子がショベルカーのおもちゃを指差して「ジャー!」って言ってたんだ。
ショベルカーが動く時の音を覚えていてそう呼んでるんだろうね。
なんて微笑ましい光景なんだと思って見ていたんだ。
そしたら一緒に来ていたその子のおばあちゃんが
「ジャーじゃないのよ。これはシャベルカーっていうのよ。」って教えてあげてたんだ。
うーん・・・。シャベルカーじゃなくてショベルカーって呼ぶんだけどね。
一文字違うだけでだいぶ違うものになってしまうよ。
それでも微笑ましい光景には変わりないけどね。
今日は油圧ショベルでの玉掛け作業について説明してきたよ。
クレーン機能を持った油圧ショベルみたいに、便利な重機が出てくるなかで
気を付けていかないといけないこともたくさんあるんだ。
来週は油圧ショベルを使って玉掛け作業をするときに、注意することを説明していく予定だよ。
君たち、今日も一日ご安全に!!