あなたも成績書の達人になれる!!
君たち、玉掛け作業をする前に
シャックルの点検はしているかい。
今回の「今日は何の日」は、
正月気分も終わりって感じる
1月14日の行事について
紹介しようと思う。
この日は「飾納(かざりおさめ)の日」で、
地方によっては「どんと焼き」や
「どんどん焼き」とも言われているよ。
この日に正月飾りや書き初め等を
取り外して燃やし、その火で餅を
焼いて食べるとその年の厄を
避けられると言われているんだ。
正月休み中に餅を残さず食べちゃった
君たちも、餅を買いに行くのは
僕の話を最後まで聞いてからにしてくれよ。
さて今回からは、僕が提出依頼を
受けることがある紙について
話していくよ。
その紙って「成績書」なんだけど、
成績書と言っても僕が扱うのは
材料に対する成績書と、
製品に対する成績書の
2種類あるんだ。
今回は材料に対する成績書を
説明しようと思う。
材料を証明する成績書を
「ミルシート」って呼ぶんだ。
上の画像がミルシートなんだけど、
鋼材の機械的性質や化学成分に加え、
検査結果が記載されている。
簡単に言うと、
鉄鋼メーカーが製造した鋼材が
検査で異常が無かったことを
証明しているんだ。
僕が製造・販売しているシャックルや
フックなどは鋼材から作っているんだけど、
仮に欠陥のある鋼材で製品を作ったら、
破断事故など大きな問題を発生させる
可能性があるよ。
でも、鋼材メーカーが検査をして、その結果を
ミルシートで異常が無いと確認できれば、
僕は安心して製造・販売できるんだ。
使用する君たちも、ミルシートで
鋼材自体に異常が無い事が確認できたら
安心できるだろ。
ミルシートに似たようなモノが
身近にも有るんだよ。
君たちが購入する洋服にも
付いているんだけど分かるかい。
「綿100% 検針済」などと書かれたタグ、
見たことあるよね。
このタグって材質や検査結果が
記されているってことは、
ミルシートと同じ意味だと思わないかい。
もし、付いてなかったら初めて着用するときに、
体に針が刺さらないかドキドキしちゃうかもね。
証明の仕方は違うけど、モノを
作っている企業は、お客様に
安心して使ってもらえるように、
販売前に検査をしていることを
成績書などで証明しているってことだよ。
君たちが僕に依頼する成績書は
有償だから、書類が必要な場合は
見積依頼時にちゃんと確認してくれ。
次回は、製品に対する成績書の
話をするから、次回も読んでくれよな!
君たち、今日も一日ご安全に!!!
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