建築現場も働き方改革!? ~週休2日に向けた活動を紹介しちゃうよ!~

君たちもう12月も半分が過ぎてしまったよ。
大掃除の準備はすすんでいるかい?
今年の汚れは今年中になんとかしてしまいたいところだよね。
とか言いつつ僕もまだ手を付けられていないんだ。
毎年大晦日に焦ってやり始めるから、今年こそは気合を入れて早めにやっておこうかな。
平成最後の大掃除だしね。
でもよくよく考えたら、「平成最後」って何にでも当てはまっちうよね。
「平成最後のクリスマス」、「平成最後の大晦日」、「平成最後のお正月」。
この言葉が付くと、なんだかいつもよりスペシャルなイメージになるね。
あぁ年が明けたら誰か僕に「平成最後のお年玉」を渡してくれないかな。

さて、ここから本題に入るよ。
最近よく「働き方改革」っていう言葉を耳にするよね。
僕の会社も毎日ノー残業デーを実施して、社員皆で早く帰ろうと取り組んでいるんだ。
毎日現場で玉掛け作業をしている君たちはどうだい?
ちゃんと休みを取れているかな?
働き方改革と言いながらも、まだまだ実行できていないのが現実だよね。

このグラフを見てくれ。

長時間労働の現実_グラフ

建設業の労働時間は年間、2,100時間前後で推移しているんだ。
他の産業と比べると格差はどんどん広がっているよ。
建設業の労働時間が多いのがよくわかるよね。

休日が少ないってことも問題になっているよ。

休日が少ない建設現場_グラフ

このグラフは週休二日が確保できている割合を表しているよ。
技能労働者の割合は約12%しか週休二日を確保できていないんだ。
身体を使う仕事なのにしっかり休みが取れないのは精神的にも、肉体的にも辛いものがあるよね。
これで君たちにも建設業の現状をわかってもらえたかな?

そこで日本建設業連合会(以下、日建連)では建設業の週休二日を目指して取り組みをしているんだ。
例えば「週休二日実現行動計画」を作って週休二日の具体的なスケジュールを立てたり、
「統一土曜閉所運動」では、2018年度は毎月第2土曜の閉所、2019年度では毎月第2土曜と第4土曜の閉所を設定して展開しているんだ。
他にも「建設工事適正工期算定プログラム」では建設工事を行うときに、週休二日を前提として工期を自動計算できるプログラムを作成しているよ。

他にも、日建連では週休二日にむけたロゴマークも作っているよ。

ロゴマーク

建設業に携わる人たちが、毎日健康的に働けるよう、真剣に建設週休二日に取り組んでいるかがよくわかるよね。
この取り組みの詳細はやロゴマークに関しては、日建連のHPから確認してくれよ。

僕もそろそろ個人的に週休二日制を作らないといけないと思ってるんだ。
え?毎日ノー残業デーで土日も休みじゃないかって?
そうそう。仕事はそうなんだけど、休まないといけないのはお酒のことだよ。
忘年会シーズンになって飲み会に行く機会もいつも以上に多くなってきたから休肝日を設けないといけないんだ。

20181217_イラスト

そろそろ僕の胃が限界を越してしまいそうだよ。

僕の休肝日のことは置いといて、
建設業の週休二日はしっかりと進めていかないといけない真剣な話だよ。
皆が健康的に働き続けられる職場づくり、君たちも一緒に作っていこうじゃないか。

君たち、今日も一日ご安全に!

出典:一般社団法人日本建設業連合会
https://www.nikkenren.com/about/