これでもまだJISシャックルにこだわるかい?

君たち、インフルエンザが流行っているけど体調は大丈夫かい?
去年、僕もインフルエンザにかかってブログを一回休んでしまったから
今年は気をつけようと思っているんだ。
調べてみると湿度の管理が大事みたいだよ。
湿度を保つことで空気中のウイルスを飛散しないようにしたり、乾燥でのどの粘膜がやられないようにする効果があるんだって。
大体50~60%くらいの湿度を保つのがいいみたいだよ。
僕の場合、どうしても食べ物で予防しようとしてしまうから
今年は湿度にも気を付けてみようと思っているんだ。
君たちも体調を崩して玉掛け作業ができなかったら困るから、湿度の管理も気にしてみてくれよな。

さて、ここから本題に入るよ。
いきなりだけど、君たちはシャックルを選ぶとき何を基準に決めているかな?
もちろん使用荷重が何tかを見るよね。
その次はストレート型かバウ型か、もしくは捻込タイプかボルト・ナットタイプか
形を基準に選んでいるってことが多いんじゃないかな?

でも形を決めたとしても、カタログを見たらわかるようにシャックルにもたくさん種類があるよ。
「使用荷重と形を決めてしまったらあとはどれも同じじゃないの?」
「間違いなさそうだしJISシャックルを使っているよ。」
っていう君たちも多いんじゃないかな?
今日はいつも選んでいるシャックルが本当にそれでいいのか見直すいい機会になると思うよ。

下の写真を見てみてくれ

シャックルたち3

ストレート型でボルト・ナットタイプのシャックルを同じくらいの使用荷重で大きさを比べてみたよ。
こうやって見ると結構大きさが違うよね。
重さで見ると同じ5tでもJISシャックルだと4.5kg、スーパーアロイシャックルだと0.96kg。
個体差もあるけど4.5kgってスイカ一玉くらいの重さになるんだって。
想像したら結構重たいよ。
片手で持って作業しようと思ったらポパイくらい強くならないといけないよね。
え?ポパイの例えは古いって?
取り付ける相手のサイズにもよるだろうけど、断然スーパーアロイシャックルを使った方が軽くて使いやすいよ。
0. 96kgって約1kgだよね。
だいたい牛乳1000mlのが1本分くらいの重さだから片手で楽に持てるよ。
JISシャックルを使っておけば大丈夫だろうて思っていた君たちも、作業効率を考えたら小さくて使いやすいシャックルがあるってことをわかってもらえたかな?

今日はシャックルの選び方について説明してきたよ。
いつもJISシャックルを使ってるから他のシャックルは使ってないっていう君たちも、これを機会に今使っているシャックルが本当に使いやすいのか、今一度考えてみてくれよな。

今までずっと使ってたからそのまま使い続けているけど
よく考えたら他にもっといい方法があったりする場合もあるよね。
こないだ新しいフライパンをもらって使ってみたんだけど
今まで使っていたフライパンより、とても軽くてビックリしたんだ。
確かに僕が使っていたフライパンは10年近くなっていたから古いものだけど
重くて困っていた訳でもないし、新しいフライパンをもらうことが無かったら何も考えずに使い続けていたと思うよ。

20190121_イラスト

普段使っているものでも道具を変えるだけで、使いやすくなることもあるんだよ。
シャックルと同じだよね。
新しくて軽いフライパンで超絶ビッグなハンバーグでも作ろうかな。

君たち、今日も一日ご安全に!