君たち今日は4月1日だね。
朝の通勤電車でピカピカのスーツを着て、少し緊張した感じの若者たちをいっぱい見たよ。
きっと新入社員の人たちだよね。
これから始まる新しい生活に楽しみ半分、不安も半分といったところかな。
でもきっと大丈夫だよ。
先輩たちがたくさんフォローしてくれるし、優しく教えてくれるはずだよ。
僕の会社にも新入社員が入ってきたんだ。
若くてフレッシュな若者たちを見ると羨ましくなってしまうのは僕だけかな。
そういえば去年も同じような話をしたような気が・・・。
こうやって僕も中年のおじさんを全うしていくんだろうね。
このブログを読んでくれている中年のおじさん仲間たち、
フレッシュな若者に負けないように緊張感をもってバリバリ玉掛け作業していこうじゃないか。
さて、ここから本題に入るよ。
今日は今月の一品ということで「グリーンピンスリングシャックルVBSL」を紹介するよ。
このシャックルの特長は、何と言ってもシャックルのクラウン部(頭部)の形が広いことだよ。
こうすることでワイヤロープや繊維スリングの耐久年数を伸ばすことができるんだ。
君たちD/tってわかるかな?
ラウンドスリングをシャックルで連結する場合、本体径Dとスリングの厚さtとの比D/t(曲げ比率)がスリングの強さ保持率に影響するんだ。
ちょっと難しかったかな?
ここからはヘビーラウンドスリングを例にして説明してくよ
例えばヘビーラウンドスリング16t(厚さ:t=20mm)を使う場合、
使用荷重で合わせるとJISシャックルSB-50(16t)を使うよ。
このシャックルは本体径がD=50だね。
じゃあグリーンピンシャックルVBSLを使った場合はどうなるかな?
使用荷重18tを使うとするとD=64mmになるよ。
D/tを見ていくと
JISシャックルSB-50・・・50÷20=2.5
グリーンピンスリングシャックルVBSL18t・・・64÷20=3.2
ヘビーラウンドスリングの芯体はポリアリレートだから、下のグラフに当てはめてみると
強さ保持率が75%から80%にUPすることがわかるよね。
グリーンピンスリングシャックルを使うことでスリングが長持ちすることがわかってもらえたかな?
本体径が太くなるってことはその分、重たくなって使いにくいんじゃないの?って思った人もいるかもしれないね。
でも大丈夫だよ。
重さも22kgから7kgと約1/3に抑えることができるんだ。
君たちもそろそろ使いたくなってきたところだよね。
大きな繊維スリングになると高価なものになってくるから、グリーンピンスリングシャックルVBSLを使って少しでも長く使いたいよね。
値段が高いものって他にもいっぱいあるよ。
例えば一人で食べられなさそうなくらい大きいパフェ。
通常のものよりもだいぶ高いからゆーっくり時間をかけて、長く楽しみたいよね。
僕の場合は一瞬で無くなる気がするけどね。
君たち、今日も一日ご安全に!