今月の一品! インカリフティングスリングⅣ等級を紹介するよ
君たち東京オリンピックが開催延期になって残念だったよね。
僕も開催地が東京ということもあってとても楽しみにしてたんだ。
でも、コロナウィルスの感染拡大を抑止するためにはしかたないのかな。
ちなみに今日、3月30日は国立競技場落成記念日だって知ってたかな?
国立競技場といっても新しくできた国立競技場じゃなくて、1958年に旧国立競技場が完成した日なんだ。
1964年の東京オリンピックでは開閉会式の会場になったんだって。
今年の開催は無理になったけど、来年こそは新しくなった国立競技場で2度目の東京オリンピックが盛大に開催されることを願っているよ。
さて、ここから本題に入るよ。
今回は今月の一品の紹介をするよ。
今回紹介するのはこちら
普通のインカリフティングスリングじゃないか!って思った君たちもいるかもしれないね。
でも、下の写真をよく見てほしいんだ。
スリングのふちに青い線が入っていて、使用荷重と長さが印字されているよね。
実はこれはJISのⅣ等級のベルトスリングなんだ。
いままでのインカリフティングスリングはぜんぶⅢ等級だったんだけど、今後はサイズによってだけどⅣ等級に替わっていくよ。
等級ってなに?って人のために説明すると、ベルトスリングはJISで強度によって等級がつけられているんだ。
ちなみにⅠ~Ⅳ等級まであって、数字が大きいほうが強度が強いんだ。
つまり、いままでと同じ幅でも吊れる荷重がUPするってことだよ。
下の絵を見てほしい。
これは、50㎜幅の2本4点バスケット吊りの吊り角度45°<α≦90°の場合の最大使用荷重をⅢ等級とⅣ等級で比較したものだよ。
なんと、最大使用荷重が約25%もUPしているんだ!
使用範囲が広がるよね。
ただし、Ⅲ等級からⅣ等級に替わっていくなかで、気をつけなきゃいけないこともある。
たとえばⅣ等級だと思って使おうとしたら実はⅢ等級だった、とか。
これは想定している使用荷重に違いが生じるってことだから、ほんとに危険なんだ。
その間違いに気づきやすくするために、インカリフティングスリングはさっき言ったようなふちに青い線や印字といった見た目でⅢ等級とⅣ等級に違いをつけてるんだよ。
あとは注文する時に「〇〇㎜幅の使用荷重〇t」っていうのも間違いを防ぐのにいいよね。
君たちもインカ以外のベルトスリングでも、Ⅲ等級とⅣ等級を間違わないよう気をつけてくれよな!
今日はインカリフティングスリングⅣ等級を紹介してきたよ。
君たちも使ってみたくなったんじゃないかな?
気になった君たちは僕に一声かけてくれよ。
等級と言えば、国産の牛肉も等級があるよね。
最高ランクは「A-5等級」、聞いたことあるよって君たちも多いんじゃないかな。
でも、食べたことあるよって君たちはどれくらいいるのかな?
ちなみに僕はいままで「A-5等級」は食べたことがないんだ。
もちろん食べてみたいけど、ちょっと高嶺の花だよね。
僕自身の体は「A-5等級」に匹敵するくらい「霜降り」状態になっていると思うけど、それでもてはやされることはないから、すこし牛がうらやましいよ。
あとは日本酒にも等級があるよ。
昔は「特級」「一級」「二級」って言ってたんだ。
最近は「特選」「上撰」「佳撰」って呼んでいるみたいだね。
この等級は普通酒で使用されることが多い呼称なんだけど「純米吟醸」や「純米大吟醸」とかもよく聞くよね。
これは精米歩合と言って、お酒をつくる時にお米をどれだけ削ったか、その度合によって呼び名をわけているんだ。
お米を削れば削るほど、「吟醸香」という吟醸酒独特のいい香りのするお酒ができると言われているんだ。
ちなみに大吟醸っていうのは・・・おっと、長くなっちゃったね。
食べ物やお酒の話になると、どうしても止まらなくなっちゃうのが僕の困ったところなんだ。
外出は控えなきゃならないけど、自粛ばっかりだと気が滅入っちゃうって君たちもいるんじゃないかな。
こんな状況の時は家で贅沢するってのもひとつの手だよね。
今年のお花見は、家で一輪挿しの桜を眺めながら「A-5等級」のお肉と「純米大吟醸」のお酒を楽しもうかな。
たまにはそんなお花見も風流だと思わないかい?
君たち、今日も一日ご安全に!