最近ハマっていることがあるんだけど、これからの季節にぴったりのものだから君たちにも紹介しちゃうよ。
赤紫蘇ジュースのソーダ割り!
僕が子供の頃は、種をまいたわけでもないのに毎年畑に紫蘇が生えてきてたんだ。
それをおばあちゃんが砂糖とクエン酸に漬け込んでくれて赤紫蘇ジュースを作ってくれてたんだ。
そのままだと濃いから水や炭酸水で割って飲むんだけど、紫蘇のさっぱりとした味が、梅雨のジメジメ感を吹き飛ばしてくれるよ!
最近ではスーパーでも売ってるから、飲んだことあるよって君たちもいるかもしれないね。
オススメだから君たちも赤紫蘇が手に入ったら試してみてくれよな!
さて、ここから本題に入るよ。
前回は「ロープの日」にちなんで、玉掛けワイヤロープと台付けワイヤロープの違いや注意点を紹介したね。
今回もワイヤロープについてもうちょっと紹介しようと思うよ。
君たちはワイヤロープの一本吊りは危険だってことは知っているかな?
それぐらい知ってるよって君たちも多いかもしれないね。
じゃあ、なんで危険かっていう理由はわかるかな?
これは講習会とか開催した時なんかでも「知らなかった」「勉強になった」と言われることがあるから説明するね。
下の絵を見てほしい。
この状態がワイヤの一本吊りだよ。
どこが危険かというと、
①吊り荷が不安定になってしまう。
これは、ワイヤロープに限らずすべての玉掛索でも言えることだよね。
特に長尺物の吊り上げ時にはバランスが崩れてしまうことが多くなるから注意が必要だよ。
②ワイヤロープの撚りによって吊り荷が回転してしまう。
これは、玉掛索の中でもワイヤロープだけの特性だよね。
ワイヤロープは撚って作られているから、吊り上げた時にその撚りが抜ける力が働いてしまうというのが、他の玉掛索にはない注意点だと言えるんだ。
よくクレーンワイヤにスイベルを付けているのは、この撚りが抜ける力をそこで吸収するためなんだよね。
回転すると、とうぜんバランスを崩すもとにもなるし、まわりの人にも当たったりする可能性も生まれて危険だよ。
③回転することで加工部が抜けてしまう恐れがある。
これもワイヤロープだけの特性だね。
特に加工部が巻差しの場合だと回転によって加工部が抜けてしまうことがあるから、危険だよ。
危険性について理由までしっかりと知っておくことで、
体に染みついたルールとなってくることもあるから、是非覚えておいてくれよな!
ちなみに一本つりと言えば、カツオの一本釣りも有名だよね。
ちょっともう初ガツオの季節は終わりに近いのかもしれないけど、特に冷凍していない生の一本釣りのカツオはほんとうにおいしいよね。
ワイヤロープの一本吊りは危険だけど、カツオの一本釣りは僕も大歓迎なんで、おいしいお店があったら教えてくれよな!
一本吊りは危険、一本釣りはおいしい、覚えておいてくれよ。
君たち、今日も一日ご安全に!