全国安全週間で大切なことを考えちゃおう!
君たち、今日はなんの日か知っているかな?
実は今日、6月29日は「星の王子さまの日」なんだって。
『星の王子さま』で有名なフランスの作家で飛行士でもあるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの誕生日らしいんだ。
「星の王子さまの日」は、1999年のこの日に、神奈川県箱根町に世界で最初の記念館「箱根サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム」がオープンされ、そのオープン記念として制定されたらしいよ。
読んだことあるよって君たちも多いんじゃないかな、『星の王子さま』。
僕の知っている女の子も、「大切なものは目に見えない」っていう王子さまの有名な台詞をよく使っているよ。
君たちも星の王子さまの名言を、たまには思い出してみるのもいいんじゃないかな。
子供の頃には覚えてた大切なことを、大人になって忘れてたよーってことがあるかもしれないからね。
さて、ここから本題に入るよ。
明後日7月1日から7月7日までの一週間は、全国安全週間だよ。
安全に対して見直すきっかけになるよう、僕も毎回紹介しているから、このブログを読んでくれている君たちにはお馴染みかもしれないね。
今回は安全週間ってことで、ちょっといつもと違う形で安全について考えてみようと思うよ。
ちなみに、全国安全週間の今年のスローガンは、
エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減
※エイジフレンドリーっていうのは「高齢者の特性を考慮した」を意味する言葉で、WHOや欧米の労働安全衛生機関で使用されているらしいよ。
働き方が変わっていく中で、高齢者の人たちが職場に増えてきているわけだけど、高齢者ならではの特性による危険性を職場全体で考えて、改善やリスク低減をしていく必要があるってことだよね。
玉掛け作業従事者でも今後高齢者の人たちが増えてくるかもしれないけど、ベテランの人たちによくあると言われている危険性ってのは、その経験からくる「いままで大丈夫だったから大丈夫だろう」って考え方や、「自分が事故に巻き込まれるわけがない」といった考え方が挙げられると聞いたことがあるよ。
逆に若い人だと、経験の少なさから危険感受性に乏しかったりすることがあるってのが特性としてあるみたいだね。
僕はちょうど間に立つくらいの年齢だから、どっちもよくわかるんだよね。
まだまだ経験が足りなくて危なっかしいところもあるし、ある程度慣れてきてる部分もあって、危険に対して経験則で判断するっていう考えになりそうなこともあるんだ。
そんな僕が常に気をつけているのは、安全性に対する新しい知識ややり方を貪欲に取りこむ姿勢を持ち続けることと、いまの安全に対する考え方は本当に正しいのか、もっと安全にするための工夫は出来ないかって考え続けることだよ。
・・・うん、ちょっとかっこつけちゃったかな。
たぶん星の王子さまの名言に引っ張られちゃったんだろうね。
でも、せっかく全国安全週間って取り組みがあるんだから、安全に関してじっくり考えるのも必要だよね。
ってわけで、今回はちょっといつもみたいに具体的な事例じゃなかったけど、君たちもたまにはこんな話もしてみてくれよな!
そしてその考え方を世代を問わず共有して、より安全な作業現場を実現していこうじゃないか!
ちゃんと決まり事としてしっかり目に見える安全もとうぜん重要だけど、目に見えない気持ちの部分の安全も必要だからね。
君たち、今日も一日ご安全に!