ベルトスリングの注意事項を紹介するよ!
君たち、突然だけど明日は何の日か知っているよね?
そう、7月7日は七夕だよね。
1年に1度だけ織姫と彦星が逢える日っていうロマンチックな伝説もあるよね。
あとは、短冊に願い事を書いて笹の葉に飾るってのも、子供のころは楽しみにしてたよね。
え?今はどうなのって?
そうだなあ、今はもう願い事を書いたり、天の川を見上げたりすることはせずに、「おっ、今日は七夕だね、風流だね、飲もう飲もう」って感じに、毎年なってるかなあ。
・・・子供のころの純真さを取り戻したいよ。
さて、ここから本題に入るよ。
今回は織姫にちなんで、織物を使用した玉掛け用具のことを話していこうと思ってるよ。
織物を使用っていうと・・・君たちはもうわかったかな?
ベルトスリングだよね。
今日はベルトスリングの注意事項に関するところを紹介していくよ。
ちなみになんだけど「ベルトスリング」がベルトタイプの繊維スリングの総称で、材質によって「ナイロンスリング」と「ポリエステルスリング」にわかれるって知ってたかな?
よく「ナイロンスリング」をベルトタイプのスリングの総称だと思って呼んでいる人もいるから、君たちも気をつけてくれよな。
特に多点吊りのベルトスリングの時に、ナイロン製とポリエステル製が混ざってしまったりしたら、材質の特性の違いによって危険なことに繋がる可能性もあるからね。
それともうひとつ、ベルトスリングは「使用限界表示」が設定されているものが多いよ。
これは、摩耗が進んだら「シグナルライン」が見えることで廃棄基準がわかりやすくなっているということなんだ。
例えば、こんな感じだよ。
これは白色のシグナルラインだけど、メーカーによって色とかは違うから、君たちも必ず使用する前に確認しておいてくれよな!
今日はベルトスリングの注意事項を紹介したけど、君たちには簡単なことだったかもしれないね。
織姫と彦星は毎年1日だけしか逢えないわけで、しかも雨だったらまた来年まで我慢しなきゃならないっていう恐ろしく厳しい条件で、1年間気が気じゃないと思うんだけど、僕だったら耐えられそうもないな。
たぶん、その約束が始まって1年も経たずに、お酒の飲み過ぎとか、ごはんの食べ過ぎとかで身体を壊してしまうんじゃないかな。
人によって簡単なことが難しかったり、難しいことが簡単だったりするから、君たちも気をつけてくれよな(?)
明日、織姫と彦星が逢えることを祈って。
君たち、今日も一日ご安全に!