フックの外れ止めって必要なの?
君たち、だいぶ涼しくなってきたけど、体調を崩したりしてないかい?
今年は新型コロナウィルスへの感染防止策も効果を発揮して、
インフルエンザにかかった人も今のところは例年と比較して
100分の1くらいまで抑えられているみたいだね。
そういえば僕も、マスクをするようになってから一回も体調を崩した記憶がないよ。
ただ、僕の場合はこの肥満体形のおかげかもしれないけどね。
ダイエットに成功した知り合いが
「痩せてから体調を崩すことが多くなったよ」って言ってたんだけど、
これはほんとに関係があるのかもしれないね。
ある程度太ってたほうが体力も免疫力もついて風邪とかひかなくなるとかね。
調べたわけじゃないから確かなことはわからないけど、もしそうだったら僕の脂肪も役に立ってるってことだよね。
肥満は恥だが役に立つ、ってことだね。・・・こんなこと言ってるから痩せられないんだけどね。
ともかく、君たちも今年の冬は特に油断せずに体調管理に気をつけてくれよな!
さて、ここから本題に入るよ。
今回は、タイミング的に合わなくてちょっと紹介するのが遅れちゃったんだけど、
9月30日の「クレーンの日」にちなんだことを説明していくよ。
君たちはクレーンフックの外れ止めに関する法令を知っているかい?
実際には守っていると思うけど、
根拠がどこにあるのかってことまでは知らないよって人もいるかもしれないね。
「クレーン等安全規則」で次のように定められているんだ。
クレーン等安全規則 第20条の2
「事業者は、玉掛け用ワイヤロープ等がフックから外れることを防止するための装置(以下「外れ止め装置」という。)を具備するクレーンを用いて荷をつり上げるときは、当該外れ止め装置を使用しなければならない」
クレーン等安全規則 第66条の3
「事業者は、移動式クレーンを用いて荷をつり上げるときは、外れ止め装置を使用しなければならない」
そう、この法令でクレーンフックには外れ止めを具備・使用することが定められているんだよ。
最近では、さらに安全性を重視して2重の外れ止め金具をつけるところもあるんだ。
万が一、クレーンフックに外れ止めをつけずに作業しているよって人がいたら、
すぐに外れ止めをつけるようにしてくれよ!
あと、クレーンフックだけなの?玉掛け用具のフックはどうなの?ってことになると思うんだけど、こちらは法令としては使用を定められていないんだ。
ただ、クレーンフックの外れ止め金具の具備・使用が法令で定められている理由、つまり吊り荷を落下させない、ってことを考えたら、やっぱり玉掛け用具のフックに関しても外れ止めがついてるほうがいいよね。
君たちも、クレーンフックには外れ止めついてるけど、
玉掛け用具のフックにはつけてないよって場合には参考にしてみてくれよな!
僕のお腹まわりにも「膨れ止め装置」をつけてみようかな・・・
君たち、今日も一日ご安全に!
【立ち上がり現象を防止したフックはこれだよ】⇒⇒ 「Vフック」製品ページ
【フックについてもっと知ろう】⇒⇒ 「もえろ!タマカケ魂」フックについて